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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第八十二話 デュミナスの答え
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込め!」
「了解!」
「主砲一斉発射!」
まずクロガネからはじめる。それに全員続く。
これでかなりのダメージを与えた。しかしまだデュミナスは倒れない。そして再びメタノイアを放とうとする。だがここでラウルとフィオナが動いた。
「行くぞフィオナ!」
「ええ、勿論よラウル」
「行けるな!?」
ここで妹に対して問う。見れば二機のエクサランスのダメージも尋常ではない。
「まだ。動けるな」
「攻撃一回分位はね」
不敵に笑ってラウルに答えてみせた。
「いけるわよ」
「そうか、それならな」
「行くわ!」
「ああ!」
まずはフィオナが攻撃に入る。高々と舞った。
「時流エンジン出力一二〇パーセント!」
またあの攻撃に入る。エクサランス=エターナルの緑色の身体が輝く。
「罪の十字架を背負いなさい!ファイナル=グランドクロス!」
再びあの十字の裁きが下される。そしてラウルもまた攻撃に入る。
「時の流れよ!ライトニングに力を!」
青い腕に神の光が宿る。
「リアクター=クラッシュ!でやあああああああああああああああああーーーーーーーーーっ!」
その光がデュミナスを一閃する。今二人はここに全ての力を注ぎ込んだ攻撃を浴びせたのであった。
「やったな!」
「今度こそ!」
「おおお・・・・・・」
「デュミナスのエネルギー増大」
断末魔の呻き声をあげるデュミナスを見つつルリが言う。
「このままでは爆発します」
「いかん、全機退避!」
ブライトが急いで指示を出す。
「デュミナスから離れろ!」
「いや、まだだ!」
「まだよ!」
しかしここでラウルとフィオナだけは違っていた。何とここでデュミナスにさらに接近するのだった。皆それを見て思わず声をあげた。
「馬鹿な、何を考えているんだ!」
「どうして!」
「行くな!」
皆が止める。
「ここで行けば爆発に巻き込まれるぞ!」
「死ぬぞ!」
「いや、ここは行かせてあげよう」
しかし万丈はここで言うのだった。
「ここはね」
「そうか、それなら」
「信じてみるか」
「ああ」
皆万丈の言葉を受けてここは二人を信じることにした。ラージがそのラウルとフィオナに対して通信を入れる。彼は二人を最初から信じていた。
「いいですか、二人共」
「ああ、わかってるさ」
「私もね」
「タイミングを間違えないで下さい」
このことを二人に対して念押しする。
「絶対に」
「絶対にだな」
「そうなのね」
「そうです。間違えたら爆発に巻き込まれて消し飛びますよ」
「命懸けなのはわかってるさ」
「私もね」
二人もそれはよく認識していた。見ればその顔が緊張で強張っている。
「デュミナスはまだ生きています」
今度言ったのはミズホだった。
「まだ。生きています」
「何故か」

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