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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第八十話 嵐の海
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                  第八十話 嵐の海
  「な、何だこれは!?」
いつもこの言葉からはじまった。
「何なのだこれは」
「私を作ったのは貴方だ」
そして彼はこう言葉を出す。
「私は何だ?」
次にこう言う。
「私は何をすればいい?」
「何ということだ」
だがこれへの答えは返って来ずに絶望の言葉だけが聞こえる。驚愕の次に感じ取った感情はこれであった。
「こんなことが」
「私の創造主」
彼はその絶望する者に対して言う。
「私は何なのですか。教えて下さい」
「・・・・・・間違いだ」
創造主は絶望する声で言った。
「御前は間違いなのだ」
「間違い!?」
この言葉の意味はわからなかった。
「間違いとは」
そして創造主に対して尋ねたのだった。
「間違いとは何ですか?」
「存在してはならないのだ」
呪いに似た言葉だった。
「御前の様な者は」
「私が」
「そうだ、御前は存在自体が間違いだ」
そして言うのであった。
「失敗だ、デュミナスだ!」
「デュミナス」
言葉だけが心にインプットされた。
「それが私」
「消えるのだ・・・・・・」
創造主はここで何かのボタンを押そうとした。
「御前は消えるのだ」
「創造主よ、何をされるのです」
「存在してはならない」
やはり呪いに似た言葉だった。
「御前は存在してはならないのだ」
「それはどうして」
「御前はデュミナスだからだ」
「何故ですか」
デュミナスは何故自分が消されなければいけないのかわかっていなかった。そして同時にそれを心から拒もうともしていたのだった。
「創造主よ、何故」
そして己の創造主に対して問うた。
「何故私の存在を認めて下さらないのですか」
「それはもう言った」
「ならどうして」
何とか生きようと彼に問う。
「それならばどうして私をお造りになられたのですか」
「御前はデュミナスだからだ」
「私がデュミナス」
「そうだ、デュミナスだからだ」
忌々しげにデュミナスに言うのであった。
「デュミナスは存在してはならないのだ」
「私は存在してはならない」
デュミナスは生まれたばかりだがそれでも呆然としていた。
「私は。ですが」
「何だ?」
「私は創造主によって」
「御前の様なものを造るつもりはなかった」
またしても忌々しげな返答だった。
「デュミナス・・・・・・。存在すること自体が間違っているのだ」
「間違っているとは」
また言われたがやはりわからなかった。
「間違っているとは一体何のことですか」
「御前のことだ!」
やはり忌々しげに告げられた。
「御前は間違いだ。間違いは消えろ!」
「・・・・・・私は存在していたい」
だがデュミナスは思うのだった。
「間違いであっても、デュ
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