暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第七十八話 還るべき処へ
[8/20]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話

「少なくともあれは」
「まああの人は置いておこうや」
トウジはここ話を強引に戻してきた。
「とにかく。デュミナスやな」
「そうよ、あの鼻タレ三人」
鼻タレとまで言うアスカであった。
「あの三人違う世界から来てるわね」
「デュミナスの世界からね」
「こっちの世界の人間じゃないのよ」
このことも言うアスカであった。
「それに。何か」
「何か?」
「人造人間っぽいのよ、何処となく」
考える顔で皆に述べるのだった。
「そう思わない?あの連中」
「そういえばそうだな」
「ええ」
アスカの今の言葉にラウルとフィオナが応えた。
「性格がかなり極端だな」
「それで一面的よね」
「まるでコピーされたみたいにな」
「アスカに言われるまではっきりとはわからなかったけれど」
「そうでしょ?あたしも今気付いたのよ」
アスカにしろそうであるのだった。
「前から人造人間っぽいかしらとは思っていたけれど。性格がかなり誇張されているようなのはね」
「ああ。明らかにおかしい」
「そもそもデュミナスは何なのかしら」
フィオナはそれについても考える。
「名前だけで。何なのかもよくわからないし」
「今度出た時でわかるかしら」
アスカはまた考えながら述べた。
「今度あの連中が出て来た時にね」
「さあな。どちらにしろだ」
「どうしたの?ラウル」
「そろそろ。敵を各個撃破といきたいな」
これがラウルの考えであった。
「このままだとよ。俺達の方が消耗しちまうぜ」
「けれど敵の正体も本拠地もわからないのよ」
アスカが言うのはそこであった。
「どの敵も」
「デュミナスに修羅にシャドウミラー」
異世界からの敵はこの三つであった。
「そもそもどうやって倒すかだな」
「シャドウミラーはあれじゃない?」
アスカが言う。
「あのヴィンデルっていう博士を倒せばそれでかなり違うわよね」
「ああ。連中はそやな」
トウジがアスカのその考えに賛同して頷く。
「それでいけるわ。ボスははっきりしとるんやし」
「けれど後の二つは?」
それがわからないのであった。
「デュミナスと修羅は。あの連中はどうすればいいかしら」
「異世界にまで乗り込む」
キラが言う。
「それは・・・・・・やっぱり無理だよね」
「次元を超えられるマシンはないですね」
ニコルもそれは知らなかった。
「ゴーショーグンは何か時間は超えられるようですけれど」
「それはそれでかなり凄いんだがな」
ディアッカはそれは認めた。
「けれどよ。異世界になるとよ」
「ああ。こちらは打つ手がない」
アスランはこのことをはっきりと認めた。
「サイバスターや魔装機神もラ=ギアスとこの世界を行き来できるだけのようだしな」
「このまま地道にやってくしかないの?」

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ