暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第七十八話 還るべき処へ
[2/20]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ワンピースの美穂と白いビキニのサリーがミサトの言葉に応える。
「パイロットだけじゃなくて通信関係も」
「かなり欲しいです、正直」
「うちのネルフもねえ」
ミサトはサングラスの奥から述べる。サングラスの上からは麦藁帽子である。
「二人助っ人来るから」
「二人ですか」
「けれどあれですよね」
ここでヒカルとアムがミサトに言う。
「エヴァはもう四機で」
「全部来ているんじゃ」
「そうよ。だからわからないのよ」
ここでそのうちの弐号機のアスカが出て来た。何とスクール水着だ。
「もうエヴァは全機あるのにそれでどうしてなのよ」
「まあすぐにわかるわ」
しかしミサトはこう答えるだけだった。
「すぐにね。悪いようにはならないから」
「どうかしら。ミサトの言うことってあまりあてにならないからね」
「そうかしら」
アスカのこの言葉には惚けるのだった。
「私は常に的確な指示を出してるつもりよ」
「何処がよ。変態爺さんだって放置してるし」
「あの人敵じゃないじゃない」
「今はね」
確かに今はそうである。
「それでも。チャンスは幾らでもあったのに」
「そこまで嫌なんだ」
シンジが横から突っ込みを入れる。
「あの人のこと」
「頼りになるけどな。味方やったら」
トウジはそれで割り切っていた。
「だからええんちゃうか?」
「そうよね」
「五月蝿いわよ、トランクスコンビ」
見れば二人の水着はどちらもかなり派手だ。だからトランクスだというのだ。
「あの爺さんだけは放置できないのよ」
「それにアスカあの人に勝てるの?」
「あの人だけは無理やろ」
「無理ていって諦めるのはそれだけで戦士失格よ」
ここではアスカは正論を言うのであった。
「いい?どんな相手でもね、敵だったら」
「じゃあ倒すの?」
「あの人をかいな」
「また敵になったらね」
やはりそのつもりであった。
「やっつけてやるわよ。あんな非常識な相手許さないわよ」
「素敵な方なのに」
レイもスクール水着である。
「そんなことを言ったらいけないわ」
「大体ね、死んだと思っても死なないし」
そう簡単に死ぬ人物でもない。
「そのうち宇宙空間でも高笑いで生身で出て来かねないわよ」
「ああ、それは普通にありそうだよね」
「そやな」
シンジとトウジはアスカの今の言葉に頷く。
「だってあんな凄い人だし」
「BF団かてやったしな」
「BF団もねえ」
BF団と聞いて苦い顔になるアスカであった。
「あれもかなりのものだったわね」
「御前あの連中も嫌いなのかよ」
「好きになれる方が珍しいわよ」
むすっとした顔でリョーコに言葉を返す。
「あの連中だって変態さん揃いじゃない」
「変態かよ、あいつ等は」
「変態じゃなかったら何なのよ」
アスカ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ