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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第七十七話 確信へ
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官や岡長官がいないと私は過労死だったよ」
「それ程までですか」
「書類は増えることはあっても減ることはないよ」
今の連邦軍上層部の状況である。
「当分の間ね」
「そうですか。それでは」
「ああ、また会おう。それでは」
「お疲れ様でした」
最後の挨拶をして通信を切るのだった。まずはこれで話を終わるのだった。
中央アフリカから北上しアスラン=ハイダムのところに来た時に。不意にレーダーに反応があった。すぐに総員配置につく。
「今度は何処のどいつだ!?」
「どの連中なの?」
「これはゲストですね」
エイタが報告する。
「ゲストのマシンが前方に展開しています」
「ゲストか」
「はい」
格納庫から話を聞く一同に答える。
「既にかなりの数が戦闘態勢に入っています。ですから」
「よし、総員出撃だ」
ダイテツはそれを聞いてすぐに指示を出した。
「ゲストならインスペクターと同じ兵器だったな」
「ええ、そうです」
またエイタが答える。
「ですから戦い方も」
「同じになるか」
「いや、そうとは限らないな」
しかしダイテツはこうテツヤに言葉を返す。
「違いますか」
「指揮官による」
彼はこう言うのだった。
「敵の指揮官によってだ。戦い方が違ってくるぞ」
「その通りでした」
「敵の指揮官機がわかるか」
「はい」
またエイタが答える。
「後方にいるあの青いマシンです」
「ふむ、あれだな」
武骨なデザインのマシンがそこにいた。何処となくガンダムに似ている。
「あのマシンか」
「どうされますか?」
「まずは向かって来る敵とだけ戦う」
彼はまずそうして戦うつもりであった。
「それからじっくりとだ。焦る必要はない」
「布陣は」
「ここだ」
こう言ってダムの右翼を指し示した。
「ここに布陣する。いいな」
「わかりました。それでは」
「うむ、すぐにかかるぞ」
「はい」
「敵はおそらくまだ出て来る」
こう呼んでいるダイテツだった。
「それならばだ。油断してはならない」
「そうですね。それでは」
「戦闘開始だ」
こうしてロンド=ベルは戦闘態勢に入った。対するゲストではその青いマシンに兵士達がかなり念入りに通信を入れていたのであった。
「では隊長」
「援軍が来るまで」
「そうだ」
紫の髪の男が彼等の言葉に頷いていた。
「動くな。いいな」
「はっ、それでは」
「そのように」
そして彼等もそれに頷くのであった。慎重な面持ちで。
「させて頂きます」
「その援軍を指揮しておられるのは」
「ゼブリーズ=フルショワ」
彼はまずこの名前を出した。
「そしてもう一人だ」
「ではあの方ですね」
「・・・・・・ああ」
何故かここで男の顔と声が曇る。
「彼女だ」
「ジャスティヌ=サ
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