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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第七十六話 オペレーション=プランタジネット 後篇
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っているわ」
「それでは」
「ローエングリン一番二番!」
マリューが叫ぶ。
「発射!」
「了解、撃てーーーーーーーーーっ!」
ノイマンが叫びローエングリンが放たれる。そのローエングリンがシャドウミラーの軍勢を撃ちその数を大きく減らさせた。しかしシャドウミラーの軍勢はまだ健在であった。
ロンド=ベルとシャドウミラーの戦いがはじまって三分。戦いは激しさを増すばかりであった。シャドウミラーの軍勢は数は大きく減らしているがそれでも果敢に戦闘を続けていた。
「行くぞ!」
アクセルが叫ぶ。彼はキョウスケに向かっていた。
「キョウスケ=ナンブ、今度こそ貴様を!」
「また貴様か」
キョウスケもまたアクセルを迎え撃つのだった。
「あくまで俺と闘うつもりか」
「そうだ」
敵意に満ちた目でキョウスケに答えた。
「貴様を倒す。それこそが己の望み」
「キョウスケって男にももてたのね」
エクセレンは軽い調子で述べた。
「何かジェラシー感じるわ」
「生憎だが冗談を言っている場合ではないようだ」
キョウスケはいつもと変わらない落ち着いた、無愛想なまでの態度だった。
「今はな」
「あらあら、それはまた」
「インスペクターの軍勢もいる」
見れば彼等もいた。相変わらず。
「油断はできないぞ」
「で、キョウスケはどうするの?」
「こいつの相手をしてやる」
アクセルを見つつ述べる。
「一対一でな」
「一対一なのね」
「手出しは無用だ」
また述べるキョウスケだった。
「いいな」
「男と男の勝負ってやつね」
「そう思うのなら思えばいい」
やはりキョウスケの態度は変わらない。
「今はこの男と闘う。それだけだ」
「死んだら駄目よ」
このことだけは釘を刺すエクセレンだった。
「そこ、注意しておいてね」
「わかっている。では行くぞ」
こうして彼等は戦いに向かう。二人の闘いは熾烈を極めていた。そしてその横では。ゼンガーが一人の男と剣を交えようとしていた。
「貴様か」
「左様」
ウォーダンであった。彼がいたのだ。
「我が名はウォーダン=ユミル・・・・・・」
彼自身も名乗る。
「ゼンガー=ゾンボルト!今日こそは貴様を倒す!」
「面白い!」
ゼンガーもまた彼のその言葉を正面から受けた。
「ならばここで!雌雄を決しようぞ!」
「参る!」
それぞれ剣を構えつつ言い合う。
「いざ、この悪を断つ剣で!」
「貴様を倒す!」
彼等もまた戦いに入る。そしてラミアもまた。エキドナと対峙していた。
「ラミア、元気そうね」
「はい」
エキドナを前に見据えつつ答えるのだった。
「おかげさまで」
「そして。いい顔になったわ」
何故か彼女をさらに褒めるのだった。
「貴女は何かを見つけようとしているのね」
「何かを!?
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