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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第七十六話 オペレーション=プランタジネット 後篇
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当然ヤンロンもそこにいた。グランヴェールも。
「行くぞ」
「わかってるわ、ヤンロン」
テュッティが彼に応える。
「御願いね、それで」
「うむ」
「じゃあいっくよ!」146
ミオが明るい声をわざと出した。
「ここで一気に」
「行くわよ!」
「うん!」
テュッティの言葉にも頷く。そうして出すのは。
「サイフラーーーーーーーーッシュ!」
「サイコブラスターーーーーーッ!」
「メギドフレイム!」
「ケルヴィンブリザーーーード!」
「レゾナンスクエイク!」
五人が技を繰り出した。それで一気に戦局が変わった。広範囲の攻撃によりシャドウミラーの軍勢もインスペクターの軍勢も大きく傷ついた。この時だった。
「今だ!」
リーがハガネの艦橋で叫んだ。
「全軍総攻撃だ。いいな!」
「いいけれどさ」
「どうした?」
アカネに対して顔を向けた。
「不服なのか、それが」
「いや、それはいいんだよ」
彼女はそれは構わないとした。
「ただね」
「何が言いたい」
「艦長、今日は随分と気合が入ってるね」
楽しそうに笑ってリーに告げるのだった。
「一体どういう風の吹き回しだい?」
「気のせいだ」
今の言葉に少し憮然とした顔になるリーだった。
「忘れろ。いいな」
「ああ、そうさせてもらうさ」
アカネはまだ笑っていた。だがこれにより総攻撃となった。全軍をあげての総攻撃でシャドウミラーもインスペクターも大きく崩れてきていた。
「むう」
「博士」
エキドナがヴィンデルに問う。
「これ以上の戦闘は」
「やはり不可能か」
「そう思います」
こうヴィンデルに告げるのだった。
「今は。ですから」
「わかった。それではな」
「インスペクターも撤退をはじめています」
見ればそうであった。流石の彼等も戦闘を止めて撤退にかかっていたのだった。
「これでいいんだね、メキボス」
「ああ」
メキボスはアギーハの問いに答えていた。
「これ以上は流石に無理だ。基地を放棄する」
「わかったよ」
「止むを得んか」
ヴィガジはかなり無念そうであった。
「ここまでやられては」
「御前等は先に行け」
メキボスは三人に告げた。
「俺が後詰になるからな」
「いいんだね、それで」
「俺の順番だろう?」
笑ってアギーハに答える。
「確かな」
「まあそうなんだけれどね」
「じゃあ受けてやるさ」
また笑って答えるのだった。
「これでな。いいな」
「ああ、わかったよ」
「・・・・・・・・・」
「シカログは頼むってさ」
「そうか」
アギーハとシカログの考えはわかったのだった。
「ヴィガジ、御前はどうだ?」
「頼めるか」
見ればガルガウもかなりダメージを受けているのだった。絶望的な状況であるのは彼がその身を以って
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