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【完結】剣製の魔法少女戦記
第一章 無印編
第十四話      『時空管理局との接触』
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私の知っている限りで続いていた家系は1000年以上もの歴史を持つもので私なんか比べ物にならない者たちがたくさんだったわ。
それに魔力量がなくても体術に特化している魔術師は私以外にもたくさんいる。
そして魔術師の総本山である魔術協会と相対している聖堂教会という組織では魔術はほぼ使用しないけど変わりに動きが人外じみているものがほとんど。
束でこられたらそれこそ私なんかすぐに殺されてしまうわ。
…まぁこれ以上元の世界の話をしてもなんにも利にはならないからやめときましょう」
「そ、そうだな…すまない。変なことを聞いて」
「別に…。もう過ぎたことだから気にしないで」

シホは少し苦笑をもらしながらもクロノを見た。
だがそこでクロノは顔を赤くしてしまった。
それに気づいたのかエイミィがクロノの事をからかっていたが、
シホは思考の中で、

(…カラド・ボルクでAAA+ランク相当か。
それじゃカリバーンやゲイ・ボルクはいってSランク突破…エクスカリバーなどはおそらく計測できない数値までいってしまうのでないだろうか?
神剣や霊剣なんてもってのほか。
まして固有結界…考えるだけ無駄だけど計測装置が吹っ飛ぶのではないか?
…はぁ、考えるだけで私の戦略の幅が減っていく事が嫌でも自覚できる。
これはもう話の途中で出たレアスキル判定というものに望みを託すしかないわね)

シホは考えがまとまったのでそれを心のメモに書きとめておいた。
そこで気づくと周りが騒がしいことに気づいたのでシホはどうしたのかと聞いてみた。
けど、クロノが顔を赤くして「なんでもない!」と言ったのでなにか良くない事なのだとわかったのでシホは素直に言葉に従った。

「それとだけど次はシホちゃんのリンカーコアの方ね?
なんていうか正直言ってなのはちゃんやフェイトちゃんよりすごいかも…」
「…やっぱりお姉様のリンカーコアがなのはさんよりでかい事が関係しているのですか?」
「うん、そう…普通この歳でなのはちゃんやフェイトって娘も十分異常なんだけどね。
シホちゃんは二人から群を抜いて魔導師の推定ランクはSランクなんだよね…」
『なっ!?』

エイミィの話を聞いてシホも含めた全員が驚愕した。
だがエイミィはまだまだあるよ? といって別のパネルを操作してフィアットの映像を映し出した。

「フィア…? フィアにもなにかあったんですか?」
「うん。以前のデータだとフィアちゃんは双子のユーノ君と同じで推定魔導師ランクはAランクだったよね?」
「はい。そうですけど…それがなにか?」
「うん。それでよくわかった。フィアちゃんってシホちゃんと魔力の回復を早める為にリンカーコア同士でパスを繋いだって言っていたよね?」
「はい」
「それが作用してかフィアちゃんのリン
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