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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第七十五話 オペレーション=プランタジネット 前編
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を見てアギーハも指示を出すのであった。
「よし、こっちも行くよ!」
「・・・・・・・・・」
シカログも前に出る。両軍互いに前に出て戦いに入ろうとする。しかしここでロンド=ベルは何故かその前進速度を緩めるのであった。
「!?何だいあいつ等」
アギーハはロンド=ベルの動きが鈍ったのを見て声をあげた。
「動きが遅くなった。これは一体」
だが彼等はそのまま進む。そうして先に進むがロンド=ベルの動きはさらに鈍くなる。インスペクター軍が出た時ここでロンド=ベルが一斉にまた激しく動きだした。
「よし、今だ!」
「行くぞ!」
「!?ここで動いた!?」
ロンド=ベルの動きが活発化した。そしてここでアギーハは気付いたのだった。
「くっ、やってくれたね!」
「そうさ、かかったな!」
「これがあたし達の戦術だよ!」
ユウキとカーラが叫ぶ。見ればインスペクター軍の射程ギリギリに彼等はいた。そしてその動きが止まった瞬間に一斉に動きだしたのだ。
「名付けて後打ちだ!」
「ただ単に正面突破するだけじゃないってことよ!」
リョウトとリオもいた。彼等はまずは突き進みそこからインスペクター軍に攻撃を仕掛ける。先制攻撃を受けた形の彼等はここで大きなダメージを受けることになった。
「これなら!」
「いっけえええええーーーーーーー!」
勇とヒメがまず攻撃を敵の小隊に浴びせる。それにより三機いきなり吹き飛ばされた。
「ちっ、いきなり三機かよ」
「三機だけで済まないぜ!」
「まだこれからだ!」
ジョナサンとクインシィが二人に続く。彼等もまた攻撃を浴びせインスペクターの軍勢を次々と倒していく。これによりロンド=ベルは戦いの主導権を完全に握った。
「ちっ、そう来たのかい!」
「これならどうだ!」
エイジが彼女に問う。
「例え数劣ろうとも」
「それは戦術次第です」
ルリが冷静に述べた。
「勢いをそのまま。攻撃をさらに強めます」
「了解!」
ルリの言葉にハーリーが応える。ナデシコもまた前に出てグラビティ=ブラストを放ち前にいる敵をまとめて屠っていくのであった。
勢いは完全にロンド=ベルだった。アギーハはそれを見て歯軋りする。しかし戦局は容易には覆せない状況だった。これを見て彼女は決断を下した。
「こうなっちゃ仕方ないね」
「何をするつもりだ?」
「指揮官率先ってやつさ」
コウに対して答える。
「ここはね。つまりだよ」
「・・・・・・・・・」
「シカログ、行くよ!」
隣にいたシカログに声をかけて突っ込みだした。
「こうなったらね!あたし達でやってやるさ!」
「何っ!?二機で来た!」
「これはまずいぞ!」
皆それを見て驚きを隠せなかった。二人はそのまま突っ込んでくる。
「誰か止めろ!」
「このままあの二機に突っ込まれれば
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