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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第七十五話 オペレーション=プランタジネット 前編
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ね。まず引っ張って来るのよ」
「誰でもいいっていうの?」
「素質のある子はもう見つけているわ」
意外と目の早いリツコであった。
「彼等に声をかけておくわ」
「誰なの?」
リツコに対して問う。
「それって」
「それもすぐにわかるわ」
楽しげに笑って秘密とするのだった。
「すぐにね」
「誰かしら」
「とにかく。声はかけておくから」
既に話を動かしているリツコであった。
「楽しみにしておいて。いいわね」
「よくわからないけれどわかったわ」
実にミサトらしい言葉であった。
「それじゃあ。頭を切り替えて」
「インスペクターね」
「ええ。ただ」
ここであらためてインスペクターの軍勢を見る。すると。
「向こうのマシンだけでなく色々入ってるわね」
「ありゃ何だ?」
マサキが声をあげる。
「連邦軍のモビルスーツもあるし他のマシンだって一杯あるな」
「ティターンズのもあるぜ」
ジェリドが言った。
「連邦軍つったら連邦軍だけれどな、一応」
「あとバルマーのものもです」
ラーダが言う。
「それもかなりの数が」
「ごちゃ混ぜってやつね」
リューネはこう表現した。
「よくもまあこれだけの数を集めたものだよ」
「オーダーミックスか」
ヤンロンはその軍を見て述べた。
「様々な兵種を揃えたというわけだな」
「そうなってしまったんだがね」
アギーハが彼等に応えた。シルベルヴァントに乗っている。
「結果的にね」
「貴女は」
「利用できるものは何だって利用する」
テュッティに応えるようにしてさらに述べてきた。
「それがあたし達のモットーだからね」
「アギーハ!手前かよ!」
「おや、あたしの名前は覚えていたんだね」
「忘れかけてたぜ!」
マサキは見事に言い返した。
「最近会ってなかったからな!」
「会いたくもなかったね」
彼女もまた見事な本音であった。
「正直なところね」
「だが会ったな。こうなったらよ!」
「こっちだってねえ!」
アギーハもまた話に乗ってきた。
「あんた達にやられっぱなしじゃ格好がつかないんだよ!」
「そういえばインスペクターに負けた記憶ないわね」
「師匠、それ言うたら」
「あきまへんで」
「ああした御人にはホンマのことが一番きついんやさかい」
「それもそうね」
使い魔達の言葉で納得するミオであった。
「御免なさい、おばさん」
「どうやら死にたいらしいねえ」
今のミオの言葉がアギーハにとって最大の急所であった。髪を立たせてワナワナと震えている。
「全員死にな、いい度胸だよ!」
「本当のこと言われたからって怒るんじゃねえ!」
カチーナもまた言わなくていいことを言う。
「おばさんなのは事実だろうが!」
「そうだぜ、おばさん!」
今度はディアッカが。
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