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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第七十五話 オペレーション=プランタジネット 前編
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女達の前でオルガ達はアギーハを取り囲んで集中攻撃を浴びせている。しかし普通のマシンならばまず撃墜されているような状況でもアギーハは掠り傷一つついてはいなかった。だが彼女ですらもその攻撃をかわすだけで必死といった有様であった。
「ちっ、何て無茶苦茶な攻撃なんだよ!」
アギーハは三人の攻撃をかわしながら舌打ちしていた。
「激しいだけじゃなくてどう来るかわからないね。パターンがないっていうのかい」
「パターン!?何だそりゃ」
オルガが今のアギーハの言葉に突っ込みを入れる。
「知らねえな、そんな言葉よ」
「何だって!?」
「俺の辞書にそんな下らねえ言葉はねえ!」
「そういうことさ!」
クロトも出鱈目にハンマーを振り回してきた。
「パターン通りにやっていいのはゲームだけだからね!」
「ちいっ!」
すんでのところで彼のミョッルニルをかわした。
「あれだけ重そうなのをよくもあんなに軽々と」
「くっ、逃げたね!」
「じゃあ俺だ」
シャニはいきなりフレスベルグを放つ。オルガとクロトを無視して。
「うわっ!」
「何するんだよ!」
「かわしたか」
シャニは二人の言葉を無視してアギーハが自分の攻撃をかわしたのを見ていた。
「うざいな、御前」
「うざいじゃねえよ!」
「僕達まで巻き込むつもりかよ!」
二人は怒ってシャニに抗議する。
「当たったら死ぬだろうが!」
「どういうつもりなんだよ!」
「かわしたからいいだろう」
しかしシャニは謝らない。
「それよりあの女が生きていた」
「ふん、確かにな」
「生きているね」
「今度は仲間巻き添えにするってかい」
今回も全く予想できない動きであったのだ。アギーハにとって。
「何処まで出鱈目なんだよ、この連中」
「二人はよけると思っていた」
シャニもそれはわかっていたのだった。
「御前は死ぬと思っていた」
「あたしだって死ぬつもりはないさ!」
アギーハも生きなければならないのである。彼女の事情で。
「さっさとどきな!死にたくなかったらね!」
「俺は不死身なんだよ!」
「そんなこともわからないのかよ!」
「御前婆」
「そこは馬鹿じゃないのかい!」
婆と言ったシャニにムキになる。
「こいつ等、何処まで」
「その不死身のパワー見せてやるぜ!」
「必殺!ミョッルニル!」
「やっぱり接近戦で死ね」
また三人が攻撃を浴びせる。それは壮絶なものだったがやはりアギーハはかわしていく。それでも彼女を止めていたのであった。
そしてシカログもまた。アキト及びゴーショーグンと闘っていたのだった。機動力のブラックサレナと攻撃力のゴーショーグンを前に互角に闘っていた。
「やるねえ、どうも」
「そうね。かなりね」
「まあ予想はしていたけれどね」
真吾達三人はドルーキンが
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