暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第七十五話 オペレーション=プランタジネット 前編
[2/13]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ツヤはここで自分達についても言及した。
「昨日だってうどん十五杯にお握り二十個だったな」
「僕達そんなに食べてよく太りませんね」
「動いているからだろうな」
「だからですか」
「ああ、気にするな」
「とにかくだ。元気で何よりだ」
ミスマルはまたこのことを言った。
「ユリカもな。ではこれでな」
「はい」
「ユリカにはくれぐれも言っておいてくれ」
どうやら彼女がここにいないことが非常に残念であるらしい。
「それだけは宜しくな」
「わかりました」
ダイテツがその言葉に頷くと話が終わった。ミスマルはモニターから姿を消し解散となった。そのうえですぐに中央アフリカでの作戦準備に取り掛かるのであった。
「オペレーション=プランタジネットだ」
ブレスフィールドが誇らしげな笑みと共に言ってみせた。
「作戦名はこれだ」
「オペレーション=プランタジネット」
「どうだ、いい名前だろ」
「そうだな」
クォヴレーがそれに応える。
「少なくとも悪い名前ではない」
「ではそれでいいな」
「俺はいい」
素っ気無く答えるクォヴレーであった。
「それで。文句はない」
「そうか。他の皆はどうだ」
「いいと思います」
「俺も」
クスハとブリットもそれで異論はなかった。
「相手がインスペクターってわかっていますし」
「それでいいんじゃないですか?」
「そうね。相手がインスペクターなのよね」
カルヴィナはそのことだけを考えていたのだった。
「最近なりを潜めていたと思ったら」
「まさかアフリカにいたなんて」
「思いもよらなかったわね」
「はい」
カルヴィナは今度は統夜と話すのであった。そこには三人の娘達もいる。
「しかも四天王全員いるんだっけ」
「そうらしいわ」
テニアにカティアが答える。
「だから戦力もかなりね」
「揃っているってことね」
「大きな戦いになります」
メルアの言葉は真面目なものだった。
「それもかなり」
「大きな戦いはいつものことだけれど」
「それでもね。あの四人が全員いるのねえ」
ジョッシュとリムもまた同じことをマークしていた。
「手強いな」
「それもかなりね」
「けれどそれもいつものこと」
「臆してもならない」
グラキエースとウェントスはかなり冷静だった。
「今回も作戦もいつも通りと思えば」
「いいと思うが」
「そう、いつも通りだ」
ブレスフィールドは今の二人の言葉にここぞとばかり言ってきた。
「いつも通りの作戦だ。攻めてな」
「攻めるのはいいけれどよ、親父」
「何だカズマ」
「問題はどうやって攻めるんだ?」
「そうよお父さん」
ミヒロも言う。
「ただ攻めるってだけじゃ何にもならないわよ」
「北から攻める」
それに応えてブレスフィールドは作戦のことを
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ