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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第七十三話 招かれざる異邦人 前編
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向かっている。早く戻らなければ大変なことになる」
「連邦軍の部隊は?」
「当てにしてもねえ」
シンジにアスカが突っ込みを入れる。
「正直荷が重いでしょ。相手はアインストよ」
「やっぱりそうなんだ」
「当たり前のこと言う暇あったらさっさと戦艦に戻りなさい」
アスカは少し急いていた。
「とにかくすぐに戻らないといけないんだからね」
「そうだね。それはね」
「そういうことよ。それじゃあ」
「全機すぐに戻って下さい」
マヤが伝える。
「そのうえでアレクサンドリアに戻りますので」
「了解」
「それじゃあすぐに」
「してやられたか」
キョウスケはハガネに入りながら呟いていた。
「今回は。あの女に」
「いえ。これは策略じゃないわ」
だがその彼にエクセレンが言うのだった。二人は同じ艦に戻っている。
「これはね。おそらくあの娘は」
「本音を語っているか」
「私はそう思うわ。けれど今はそれよりも」
「ああ。アレクサンドリアに戻る」
まずはこれであった。
「あれこれ言うよりも先にな」
「そういうことよ。それじゃあ」
「戻るぞ」
「了解、マイダーリン」
最後はいつものエクセレンであった。しかし。謎がまた謎を呼んでいた。それはロンド=ベルを薄く、だが何重にも囲んで包み込んでいたのであった。

第七十三話完

2008・8・17
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