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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第七十話 未来への飛翔
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に布陣した。するとその目の前に。もう修羅達が布陣していた。また新しい修羅のマシンもあった。
「二機か」
「あれが指揮官と思われます」
シナプスにヘンケンが通信を入れてきた。
「おそらくですが」
「そうだろうな。あれしか考えられない」
「そして援軍の報告もあがっています」
ヘンケンはこうも言うのだった。
「援軍か」
「レーダーに反応です」
それで援軍の存在を掴んでいるのである。そういうことだった。
「それもかなりの数です」
「二段か。敵も相変わらず慎重だな」
「それで司令」
ジャクリーヌがシナプスに声をかける。
「どうされますか」
「だからといって戦わないわけにはいかない」
シナプスの言葉は軍人の言葉であった。
「全軍戦闘用意」
「わかりました」
ジャクリーヌも軍人としてそれに応えた。
「それではすぐに」
「全軍まずは敵を引き付けろ」
シナプスは言う。
「そのうえで攻撃を仕掛ける。いいな」
「後手打ちですか」
「そうだ」
パサロフに対して述べた。
「それでいいな」
「はい。それではその様に」
「問題はあの二機が動くかどうかだが」
シナプスはその二機の修羅のマシンを見て呟く。
「様子見の意味もある。攻撃は慎重にな」
「了解です」
こうしてロンド=ベルはまずは敵を待った。修羅達はそのままロンド=ベルに対して向かって来た。そしてロンド=ベルはその修羅達に対して。静かに攻撃を仕掛けるのだった。
「受けろ!」
「喰らいやがれ!」
それぞれの声と共に攻撃を浴びせる。まずはそれで修羅達を次々と倒していく。だがそれでも。後方にいる二機はまだ動こうとはしない。
「アリオン」
「何だ?」
アリオンと呼ばれた紫の長い髪の男が緑の精悍な顔の言葉に応える。
「そろそろ行くか」
「そうだな」
彼の言葉にアリオンは頷いた。
「そろそろ頃合いか」
「うむ。それではだ」
緑の髪の男はアリオンの言葉に頷いた。
「行くとしよう。いいな」
「よし。ではフェルナンド」
アリオンはここで彼の名を呼んだ。
「御前は右から行け」
「右か」
「そうだ。俺は左に行く」
こうフェルナンドに告げた。
「いいな」
「わかった。それではだ」
「行くぞ」
こうしてこの二人も進撃を開始した。この二人の参戦を見てロンド=ベルも身構えた。
「来たぞ!」
「よし!」
とりわけ身構えたのはコウタだった。
「修羅の奴等!ここでまた!」
「お兄ちゃん、今回はあの人いないわね」
「ああ」
コウタはここで妹の言葉に対して頷いた。
「いないな。確かに」
「ダメージはそんなに受けてはいない筈だけれど」
「あいつにはあいつの事情があるんだろうな」
ここでは素っ気無い言葉になるコウタだった。
「そこまで知らない
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