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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第六十九話 震える大地
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は手強い」
「だからこそ余計にだ」
ナンガとラッセもコウタに声をかけてきた。
「落ち着け、いいな」
「焦ったらそれで終わりだ」
「くっ・・・・・・」
「それにコウタさん」
次に彼に声をかけてきたのはカントだった。
「今度は何だよ」
「今は目の前のことを考えていきましょう」
とりあえずフォルカのことを外すようにという言葉だった。
「今はそれよりも目の前の敵を」
「そうだな。カントが正しい」
そのカントの言葉を受けてナッキィも頷いてみせる。
「今はそれよりもな。目の前の敵をだ」
「見れば」
レーツェルは今その目の前の敵を見ていた。修羅達の中に一機アンコウを思わせる形のマシンがあった。
「あれが指揮官だな」
「あれか」
そのマシンを見たゼンガーの目が光る。
「あれが指揮官か。ならば」
「だが気をつけろ」
レーツェルは友に対して言ってきた。
「あのマシンは手強い」
「うむ」
ゼンガーもそれはわかっていた。わかっていると共に警戒するべきところもわかっていた。
「打たれ強いな。それもかなり」
「貴様等に名乗っておこう!」
ここでそのマシンから声がした。太い男の声だった。
「俺の名はマグナス!」
こう名乗るのだった。
「マグナス=アルド!修羅の一人だ!」
「やはり修羅か」
「その通りだ。貴様等を叩き潰す為にここに来た」
その言葉がゼンガーにも告げられる。
「覚悟しろ。ここが貴様等の墓場だ!」
「面白い。ならばだ!」
ゼンガーもその言葉を受けて立つ。
「ここで貴様を倒す。覚悟しろ!」
これを合図として戦いははじまった。修羅達は南と西からロンド=ベルに襲い掛かる。それを見たブライトはすぐに指示を下した。
「まずは西の敵を叩く」
「西か」
「その間南の軍は足止めだ」
こうアムロに答える。
「今はな。それでいいな」
「よし、わかった」
アムロが一同を代表して答えた。
「まずは西だな」
「アムロ、それでだ」
「どうした?」
ブライトは今度はアムロに声をかけてきたのだった。
「御前は暫くの間南の軍勢を足止めしておいてくれ」
「俺がか」
「御前とクワトロ大尉、そしてショウか」
ロンド=ベルでもエース中のエースばかりである。
「エース級で足止めを頼む」
「その間に他のメンバーで西の軍勢をだな」
「そうだ、そういうことだ」
彼が言うのはそれだった。
「まずは一気に叩き敵の数を減らす」
「よし。じゃあそれで行こう」
こうして戦術が決まった。まずは限られたメンバーで南の敵を足止めしその間に主力は西の修羅達に向かう。機動力も使った戦術だった。
「喰らえっ!」
ジュドーはまずミサイルを放った。ダブルゼータの数多い装備のうちの一つだ。
「派手に行くぜ。どうせ御前等援軍が山み
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