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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第六十七話 争覇の宴
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らだ。貴様を倒す!」
「それはこっちの台詞だ!」
「だから待ってお兄ちゃん!」
彼等は激しい闘いに入った。ショウコの言葉は届かない。その周りでも戦いが激しくなっていた。
激しい闘争心そのままに突っ込んで来る修羅達に対してロンド=ベルも正面から受けていた。激しい戦いが繰り広げられていた。
暫くは互角だった。しかしだった。次第にロンド=ベルが優勢に立ってきていた。
「質の差か」
ダイテツは戦局を冷静に見つつ述べた。
「個々の兵士の質では我等の方が上か」
「はい」
彼の言葉にテツヤが頷く。
「修羅ですか」
「そうだな」
彼等の名前が完全にインプットされてきた。
「それはな。ただ」
「ただ?」
「彼等の戦闘力、かなりのものだ」
ダイテツはその中で修羅の戦闘能力を冷静に分析していた。
「個々で戦っては不利になる場合もあるな」
「そうですね。ではやはり」
「全軍個々では戦うな」
ダイテツは話を纏めてこう指示を出した。
「いいな、今はな」
「わかりました。それでは」
猛獣の様に向かって来る修羅達に対してロンド=ベルは戦術で以って対抗した。それにより修羅達はその数を少しずつ減らしていく。それはフォルカにもわかっていた。
「くっ、流石がロンド=ベルか」
「!?今の言葉は」
リョウトは今のフォルカの言葉に気付いた。
「まさか僕達のことをもう」
「ええ、そうね」
今の言葉にリオもわかったのだった。
「彼等は私達のことを」
「そうみたいだね。これは」
「しかしだ」
ユウキはここで眉を顰めさせた。
「それはあの修羅とやらの行動か?」
「どういうこと、ユウキ」
ユウキの今の言葉にカーラが問う。
「今ここにいないあの三機だ」
「子供達ね」
「見たところあの三機は」
ユウキの言葉は続く。
「いや、あの三人か。あの三人はそういうことに長けている」
「そうね。多分ね」
「だからだ」
ユウキはまた言う。
「あの連中がいないということとも何かあるな」
「そうね。多分」
「ここは慎重に行くべきか」
「かつ果断によね」
くすりと笑ってユウキに言ってきた。
「そうでしょ。ここは」
「今一つ気に入らない言葉だがその通りだ」
リーの言葉なのでそういうことになるのだった。
「そうするのが一番だな」
「そういうことね。それにしても」
「やっぱり。強いね」
リョウトはその横で戦いに向かっていた。ヒュッケバインを駆っている。リオも同じだった。
「この修羅は」
「確かに強いわ」
リオもそれは認める。
「けれどね」
「だからこそやり甲斐があるってことよ!」
リオより先にタスクが前に出た。
「叩き潰してやるぜ!ここでな!」
「そうね。タスク」
レオナはそのタスクの横にいた。
「横は任せて」
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