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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第六十六話 プリティ=デビル  
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あった。
「あの女、いえこの連中は」
「わからんな。だが俺達の敵なのは間違いない」
「ええ、それはね」
「それは確かだ」
「敵だとかそんなのはよ!」
バサラは相変わらずだった。
「関係ねえ!俺の歌、聴かせてやるぜーーーーーーーーーっ!」
そう叫んで突き進みやがて。そのシビルの前に出て来た。
「さあ、準備はオッケーだ!」
バサラはもうギターを手に持っていた。
「俺の歌を聴けーーーーーーっ!!」
「歌っ!?」
ギギルはそれを聞いて声をあげた。
「歌!?何だそりゃ」
「痺れろ!」
バサラはそれに応えることなくギターを奏でだす。
「俺の歌を聴いてな!行くぜ!」
「スピリチア!」
「御前も俺の歌を聴けぇぇぇぇっ!!」
早速ギターを奏でる。曲は。
「プラネット=ダンス!」
「その曲か」
「選んだ!?いや、違うな」
アイビスとスレイはすぐにバサラがどうしてその曲を選んだのかわかった。
「直感だな」
「ああ、間違いないね」
アイビスにもそれがわかった。
「どうやらな」
「けれど。見なよ」
アイビスはツグミとスレイにこう言ってきた。
「どうしたの、アイビス」
「あの女・・・・・・シビルか」
シビルを見るように言うのだった。
「何か態度がおかしいな」
「!?確かに」
スレイもそれに気付いた。
「変わったぞ。おかしいな」
「あ・・・・・・ああ・・・・・・」
シビルが震えていた。
「あああ・・・・・・」
「!?どうしたんだよ」
バサラも前にいる彼女の異変に気付いた。
「悪いもんでも食ったのか!?」
「はあああああああああああああっ!」
「けれど気分が悪いわけじゃねえな!」
バサラは今のシビルの様子を見てさらにギターを奏でた。
「ならいいぜ!もっと俺の歌を聴きやがれ!」
「くううううあああああああああああっ!」
「シビル!」
シビルの異変にギギルが叫ぶ。
「どうしたんだ、一体!」
「バサラ!」
ミレーヌもバサラのところにやって来た。しかしシビルの異変はまだ続いている。
「うああああああああああああっ!」
「待てよ、何処に行くつもりだ!」
シビルは暴れだし姿を消していく。そうしてそのまま何処かへと去って行く。
「俺の歌はまだ続くんだぜ!」
「うあああああああああああーーーーーーーーっ!!」
「シビルーーーーーーーーーーーーッ!!」
ギギルが彼女を追う。そのまま二人は姿を消した。これで戦いは終わった。ロンド=ベルは何とか居住区を守り抜いたのだった。
「バサラの歌がシティ7を守った!?」
「まさか」
ミレーヌもスレイも半信半疑だった。
「だがあれは」
「おいおい、守ったんじゃねえ!」
だがそれでも当のバサラは不快なままだった。
「このままでよ!俺は終わらねえ
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