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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第六十六話 プリティ=デビル  
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その」
「だが。戦いがあるなら話は別だ」
ウーヒェイはトライデントを振り回し敵を薙ぎ倒していた。
「倒す!」
「単純だけれどその通り!」
デュオもそれに続く。
「どんどん倒していけばいいことだぜ!」
「バサラさんに向かいます!」
カトルはマグアナック隊を引き連れていた。
「いいですね!」
「しかしだ」
ヒイロはヒイロで敵を倒していた。
「あの女、何者だ」
「あの女・・・・・・あいつね」
ミレーヌはバサラが向かう女を見て言った。
「あれは一体何なの?」
「少なくとも地球人ではないな」
レイが言う。
「あれはな」
「それは見たらわかるけれど」
ミレーヌもそれはわかる。
「何なのかしら、一体」
「それにあの敵は」
アイビスは彼等を見ていた。バロータ軍を。
「これまでの敵とは違うよ」
「そうだ。それに」
スレイも言う。
「敵は何か私達から奪おうとしているのか?」
「奪う!?」
「そうだ」
アイビスに対しても答える。
「何か。そういう動きをしていないか。少なくとも攻撃の仕方がこれまでの敵とは違うな」
「そういえばそうね」
ツグミもアルテリオンに向かっている敵を見つつ述べた。
「この動きは。何か」
「吸血鬼」
スレイが次に呟いた言葉はそれであった。
「そんな感じがするな」
「吸血鬼ね。それなら!」
アイビスもアイビスで向かう。彼女もまた敵を恐れていないという意味ではバサラと同じであった。ただ彼の様に身軽ではないだけだった。
「こっちだってやり方がある!」
「やり方!?」
「そうだ!」
ツグミに応えたうえで今度はスレイに声をかけた。
「スレイ!」
「何だ、アイビス!」
「あれで行くよ!」
「そうか、あれか!」
「ああ!」
スレイにもそれが何かわかった。アイビスに動きを合わせる。
「久し振りにハイペリオンで行くよ」
「何でアルテリオンそのままじゃないの?」
「一人ならやられるかも知れない」
アイビスは今度はツグミに答えた。
「けれど三人なら。やられない!」
「そうね。三人なら」
「よし!」
ツグミもスレイもそれに応えた。
「ハイペリオンになって!」
「対抗するぞ!」
アルテリオンとベガリオンが交差して合体する。そうしてハイペリオンになったうえでこれまでにない速度で敵に向かって突き進み。彼等を倒していくのだった。
その間にもバサラは少女に向かう。だがそこにギギルが来た。
「何だ、こいつは」
「手前!シビルに何をするつもりだ!」
「シビル!?」
バサラを追うミレーヌが彼の言葉に気付いた。
「まさかあの女の名前って」
「どうやらそうらしいな」
レイもその言葉に頷く。
「あの女の名前はシビルだ」
「けれど。何なの?」
それでもわからないことが
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