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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第六十六話 プリティ=デビル  
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「くっ、急げ!」
ヘンケンがそれを聞いて指示を出した。
「一般市民を戦闘に巻き込むわけにはいかん!」
「は、はい!」
「けれど!」
だがその前にはギギル達が立ちはだかる。その謎の敵が。
「おい、シビル!」
ギギルはその少女に対して声をかける。
「何処に行くんだ!」
「アニマ=スピリチュア」
だが彼女はこう言って居住区に向かう。そしてその中に入るのだった。
「シビル、シビル!」
ギギルはそれを見て指揮の場から離れた。そして彼も居住区に向かうのだった。ロンド=ベルの面々はそれを見て顔を顰めさせた。
「まさかあいつ等」
金竜が言う。
「居住区を本当に」
「させてたまるか、そんなこと!」
イサムがそれを聞いて激昂する。
「おい、行ける奴が行け!」
そしてこう叫ぶ。
「誰かいねえのかよ、何なら俺が!」
「そうしたいのはやまやまだが」
その彼にガムリンが声をかける。
「残念だが俺達は無理だ」
「くっ!」
見れば彼等の前には無数のバロータ軍がいた。彼等を前にして居住区に行くことは流石に無理だった。
「俺達はここで戦うべきだな」
「ちっ、わかったぜ」
「俺達が行く」
しかしここでヒイロが出て来た。
「幸い俺達の周りには敵が少ないからな」
「絶対に間に合わせる」
ウーヒェイはもう動いていた。
「安心して戦っておけ」
「さあ、そうと決まれば行くぜ」
ディオもまた居住区に向かっている。その手にサイズを輝かせて。
「クライマックスだぜ!」
「その通りだ」
トロワはもう居住区のすぐ側まで来ていた。
「ここで市民の犠牲を出すわけにはいかない」
「マグアナック隊の皆さん!」
カトルは彼等と共に強引に前線を突破していた。
「行きましょう!」
「了解、カトル様!」
「ここは火の中水の中!」
この五人が向かう。これで終わりかと思われたがここでまた一人出て来た。
「おら、行くぜ!」
「行くぜってバサラ!」
ミレーヌが敵の攻撃を信じられない身軽さでかわしつつ居住区に向かうバサラのバルキリーを見て驚きの声をあげる。
「あんたまさか!」
「おうよ!俺を前にして逃げるなんざ許さねえ!」
ここでもバサラはバサラであった。
「聴かせてやるぜ!俺の歌をあの連中にもな!」
「馬鹿、何言ってるのよ!」
流石にミレーヌも怒る。
「そんな状況じゃないでしょ!」
「周りの状況は俺に合わせるものだ!」
まさにバサラの言葉だった。
「だからだ!俺の歌を聴けーーーーーーーーーっ!」
いつもの台詞を叫んでそのまま居住区に突入するのだった。流石にこれには皆呆れてしまった。
「いやはや」
「何とも」
ユウナもアズラエルも言葉を失っている。
「これには流石に参ったね」
「まあ彼らしいが」
「驚いてる場合か
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