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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第六十六話 プリティ=デビル  
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志ではっきりと言うのだった。強い声で。
「人々の幸せと生命の為に」
「それがおわかりになられたってことが成長ですよ」
「そうなりますか」
「それと一緒に勘も強くなったんでしょうね」
「勘もですか」
「戦場にいるとね。強くなるんですよ」
バルトフェルドは笑って述べた。
「生きる為にね」
「戦場は色々なことがあるのですね」
「そういうことです。じゃあいいですね」
「ええ。ミサイル発射」
ラクスの指示だった。
「攻撃目標前方です」
「了解、アイシャ」
「わかってるわ、アンディ」
それまで黙っていたアイシャがにこりと笑って応える。
「前ね」
「ああ、頼んだよ」
エターナルも攻撃を加える。彼等は敵の攻撃を警戒しつつ少しずつ前方に進んでいく。しかしここで。
「んっ!?」
「何だありゃ」
キースとモンシアが最初にそれに気付いた。
「何か出て来たけれど」
「敵の新手かよ」
「いや、待てよ」
だがここでヘイトが言う。
「あれは何か」
「女の子みたいですね」
「馬鹿言え、馬鹿を」
モンシアはヘイトとアデルのその言葉を否定した。
「何で戦場に可愛い娘ちゃんが生身でいるんだよ」
「BF団とかじゃないんですか?」
「だからあの連中は潰れたつってんだろ!」
何故かキースの言葉をムキになって否定する。
「サリー=ザ=マジシャンが本当に出て来たらどうするんだ!」
「じゃあビッグファイアは」
「その名前絶対出すんじゃねえ!」
さらなる拒絶反応を見せてきた。
「死んだことにしとけ!あいつ等は間違いなく死んだんだ!」
「けれど不死身なんじゃ、全員」
「うるせえ!今度言ったら手前から撃つからな!」
「それはそうと大尉」
「何だよ」
少し冷静になってコウに応える。
「飛んでますけれど」
「サイボーグが何かか」
モンシアはそういうことにしようとしていた。
「となると」
「いえ、どうも何か違いますけれど」
「バルマーのあのお嬢ちゃんなんだろ」
ロゼのことだ。とにかく認めようとしない。
「超能力者だから空を飛ぶ位はよ」
「だったらバルマーの大軍も一緒じゃねえのか?」
「そういえばそうですね」
スレッガーのその言葉にセイラが応えて頷く。
「彼女はバルマーの副司令官ですからこうした場合には」
「まず大軍が一緒だろうな」
「じゃああれは一体」
シローもその少女を見ていた。
「何者なんだ」
「!?舞って」
ここでアイラが声をあげる。
「どうしました、アイラ様」
「あの女の子」
ノリスに応えながら言うのだった。
「マクロスの居住区に向かっているわ」
「えっ、だとすると」
セレーナはそれを聞いて驚きの声をあげる。
「一般市民を狙っている!?」
「その可能性もあります。ここは」

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