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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第六十六話 プリティ=デビル  
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く。何かおかしくない?」
メイリンが言った。
「時空までおかしくなってるなんて」
「時空がおかしいってこと?」
「時空だけじゃないかもな」
サイは冷静に見ていた。
「ひょっとしたら」
「ひょっとしたら?」
「全部がおかしくなっているような気がするんだ」
彼は考える顔になっていた。
「最近有り得ないことがどんどん起こってるし」
「こっちじゃたった二年なのにマクロス7じゃ三十五年」
トールはそれを呟く。
「何なんだろうね、これって」
「おまけにあの敵」
カズイは敵について言った。
「バロータだっけ。エナジーを奪う?」
「エナジー!?」
「そう、それ」
カズイはビーチャに対して答える。
「今までって撃墜するばかりだったじゃない、敵って」
「っていうかそれが常識なんだけれどな」
ジャックは言う。
「そんな敵が宇宙にいるなんてな」
「宇宙は一体どうなっているんでしょうか」
シホはそこまで考えていた。
「そんな敵までいるなんて」
「アニマ=スピリチュアですか」
フィリスはそれを呟く。
「それを糧としている?」
「それにあの女の子」
エルフィはシビルのことを口に出す。
「謎だらけでどうも」
「少なくとも充分なことは何一つわかっていませんね」
「そうなんだよな、結局のところな」
ディアッカはニコルの言葉に頷いた。
「何か最近の敵って全部そうじゃねえか?」
「確かに」
「シャドウミラー、あとそのバロータに何か妙な敵にな」
イザークは言う。
「あの敵も。何なんだ?」
「コウタ」
アスランはここでコウタに顔を向けた。
「何か知ってるか?」
「いや、全然な」
コウタは首を捻りながらアスランの問いに答えた。
「俺も知りたい位だ」
「そうか、悪いな」
「けれど何かあれよね」
ショウコがここで言う。
「あの敵って何か。凄い闘争心を感じるわ」
「闘争心!?そういえば」
キラもそれに気付いた。
「シンとはまた違ってかなり」
「ああ、この残骸ね」
メイリンの言葉は何の容赦もない。
「全く言わなくていいことばかり言っていつもこうなるんだから」
「けれどあれだな」
レイが言葉を出してきた。
「あの敵の闘争心は確かに以上だな」
「そうね、それはね」
「かなりのものよ」
彼等はこう言い合う。
「ガンダムファイターのそれに似ている?」
「それともまた違うわ」
セシリーはシーブックの言葉に答えた。
「また異質なものよ。むしろ」
「むしろ!?」
「命を削っているみたいね」
セシリーはこう感じていた。
「あの闘い方はそんな感じがするわ」
「何か世界が違うと本当に全部変わるのね」
リンダはつくづくといった感じで首を捻っていた。
「それでも色々なものがあって」
「ああ
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