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蒼き夢の果てに
第4章 聖痕
第47話 東薔薇騎士団副長
[後書き]

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 この第47話は、かなり問題が有る内容なのですが……。

 ただ、騎士道。騎士が歩むべき正しき道は、今回、主人公が語った方が正しいはずです。それに、私の感覚から言わせて貰うのならば、三○士のダ○タ○アンが、王を弑逆しろなどと言う訳は……。
 まして、タバサをアンヌ・ドートリッシュにする訳にも行きませんでした。そのまま進むと鉄仮面の物語に直結しますし、そもそも、ガリア(=フランス)がかなり乱れて、後のフランス革命の要因を作る事と成ります。

 三十年戦争がこのハルケギニア世界では無かったとは思いますが。
 更に、フランスで女王が誕生する事も、サリカ法が有る以上、普通では考えられません。

 色々と複雑な理由が有ったと言う訳です。

 但し、ガリア王家の内幕。未だ明かされていない真実を晒すと、この主人公の語った騎士道の正当な理由に因り、ジョゼフ王を排除する理由を創り上げる事は可能です。
 もっとも、それでも尚、サリカ法を無視して女王を誕生させる事は難しく、男系の系譜を引く男子とタバサ、もしくはイザベラとが結婚するしか、ガリアの王位を継ぐ方法はないのですが。
 マジャール侯爵はガリア王家の系譜で言うのなら、女系です。それに、龍神の血は龍王ヴィーヴルの特性上、女性にしか継承されていませんから。

 それでは、次回タイトルは『クーデターの夜』です。

 追記。ジョゼフは簒奪者なのか。

 この部分に関しては、今回までの情報では否定されて居りますが、未だ確定した訳では有りません。
 但し、今まで上げて来た情報に欺瞞がないのも事実です。

 少なくとも、前王は、原作小説とは違い、ジョゼフを早い段階で後継指名していますし、その為に必要な教育も施しています。
 まして、この『蒼き夢の果てに』内のガリアには、原作小説内に存在するガリア王国とは違う側面が有り、その秘事もジョゼフには当然、伝えられていますが、後継者ではない、血族を維持する為だけのシャルルには伝えられていません。

 しかし、それでも尚、ジョゼフが簒奪者で有る可能性は残って居ます。
 前王。自らの父親を弑逆した後に王位に就いたなどと言うオチでも有りませんよ。
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