第二章
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に塗って抗議している彼等を見てさらにうんざりとなった。
「商店街じゃなくて」
「そうよね。何かあれも」
「暑苦しいね」
「何であの人達こんなに暑いのに元気なのかしら」
「夏にはいつも普段以上に元気になる人達だけれど」
少なくともスタミナはある様だ。
「それでもね」
「暑苦しいわね」
「とりあえず無視して前行こう」
「知らないふりしてね」
二人は彼等を見ないことにすることにした。
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