暁 〜小説投稿サイト〜
インフィニット・ストラトス〜IS学園に技術者を放り込んでみた〜
本編
第04話「二人の千冬」 ※9/2 IFストーリー修正
[1/4]
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
<1年1組>
非常に聞きなれた声が教室に響いた。
そう、さっきまで俺やクラスの皆が聞いていた声がだ。
全員がそっとクラスの前入口に視線を向ける。
するとそこには姉である織斑千冬の姿があった。
一夏
「は?」
女生徒A
「え、千冬様が二人いる!?」
女生徒B
「まさか分身の術!?」
俺の記憶が正しかったら、千冬姉は忍者の修業は積んでいない、ましてそんな芸当はできない…ハズだよな?
女生徒C
「そ、そんないきなり3Pだなんて…///」
そして君はさっきから本当に何を言っているんだ?
真耶
「そ、そう言うことですか……」
???
「わ〜そっくり〜♪」
山田先生、何を納得顔をしているんですか。
そして妙に間延びした君はなんか楽しそうだな。
千冬A
「おや、織斑先生。会議は終わったんですか?」
千冬B
「ああ、さっきな。それで、お前はここで何をしている?」
そう答えたのは女生徒の近くにいた千冬姉(A)で、やや苛立ち気味に返したのは入り口がこちらに歩み寄る千冬姉(B)だ。
千冬A
「いや〜、織斑先生が会議でHRに出れないと聞いたので、織斑先生の代理をやってみました♪」
その瞬間、千冬姉(B)の右手がうねりをあげた。
[ブォンッ!]
[ひょいっ]
千冬A
「わお♪」
千冬姉(B)の右手にはいつの間にか出席簿が握られており、それを目に見えない速さで攻撃したのに千冬姉(A)はそれを必要最低限の動きで難なく躱した。
千冬B
「っ避けるな!!」
千冬A
「避けますよ〜。あたったら痛いじゃないですか」
千冬B
「痛めるためにあてようとしたんだ。だから避けるなっ!」
[ブォンッ!]
[ひょいっ]
千冬A
「そんな理不尽な! 私にMの属性なんてないですよ! あるとしたらSかドSです!」
千冬B
「私の姿かたちをしてそのような発言をするなっ!!」
[ブォンッ!]
[ひょいっ]
え、えっと千冬姉は千冬姉を痛めつけるために攻撃して、千冬姉はそれをよけて、そんでもって千冬姉はMじゃなくてSで、え〜と……だ、駄目だ頭の中が混乱して考えが纏まらない。
というかSとMってなんだ?
女生徒D
「ち、千冬様はSなのね…///」
女生徒C
「千冬様! どうか
鞭
(
これ
)
で私をぶってください!!」
女生徒E
「私、お姉さまとならどんなプレイでも耐えてみせます!」
周りの女子から何か聞こえた気がするが、とりあえずおいておこう。
なんか嫌な予感がする…。
千冬姉(B)の
高速ラッシュ
(
出席簿による打撃
)
を難なく交わす千冬姉(A)。
ひたすら避け続ける千冬姉(A)の動きがだんだんマト○ックスに見えてきたのは
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ