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【完結】剣製の魔法少女戦記
第一章 無印編
第十二話      『核の暴走』
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手に事をやらかしたんだからどこかの組織が感づくかもしれない…。
だからフェイト達は早くここから逃げなさい…」

フェイトとアルフは少し戸惑ったがシホの有無を言わさずの視線に、

「シホ…ごめんね。それと、守ってくれてありがとう…」
「体は大事にしろよ?」

二人は少し名残惜しそうにしながらも転移魔法で撤退していった。
それでシホ達も帰ろうということになったけど、シホを支えているなのはが、

「後で、ちゃんとお話聞かせてね?」
「ええ…話せる範囲でなら構わないわ」

そうしてシホ達は帰路についた。
だけどシホはやはり無理をしていたらしくすぐに布団に横になってしまった。
血で汚れてしまった服は火葬式典で排除済みであるから問題ない。
しかし勘が鋭い高町一家は「なにかあったのか?」と思ってシホの所に向かおうとしたけどなのはが必死に言い訳をして事なきを得た。
それで顔だけでもと、シホの部屋を覗いた一同はシホの安らかな寝顔に安堵の表情を浮かべた。



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