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【完結】剣製の魔法少女戦記
第一章 無印編
第十二話      『核の暴走』
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…。それじゃ私もちゃんと見守ってあげるから頑張りなさい。
でも、無茶だけは絶対にしないで…私達が教えた戦い方はあくまでフェイトへの対策としてだから。
元々なのははこちら側の人間じゃない…だから無理して士郎さん達やアリサ達に心配はかけないように。
それと昼間は元気そうにしていたけど二人とも内心とても心配していたから後で謝っておくようにね。
語り合える友達がいるってのはとても幸せなことだから…」


◆◇―――――――――◇◆


Side 高町なのは


―――でも、無茶だけは絶対にしないで…私達が教えた戦い方はあくまでフェイトへの対策としてだから。

―――元々なのははこちら側の人間じゃない…だから無理して士郎さん達やアリサ達に心配はかけないように。

―――それと昼間は元気そうにしていたけど二人とも内心とても心配していたから後で謝っておくようにね。

―――語り合える友達がいるってのはとても幸せなことだから…


その言葉がなぜか、とても不安なものに感じました。
もっともな言葉だけどやっぱりその中にシホちゃん自身が含まれていないような、そんな嫌な感じがした。
それに、それじゃシホちゃんは友達がいなかったような口ぶり。
でもシホちゃんはいつもと変わらない笑顔で私の事を励ましてくれていた。


…うん。だからきっと、大丈夫。


◆◇―――――――――◇◆


Side アルフ


最近、あの高町なのはっていう白い魔導師と、それにシホのおかげでフェイトは前より笑うようになった。
でも! それに引きかえあの鬼ババァ…!
フェイトが必死にジュエルシード集めをしているのにそれ以外は無関心。
それどころかフェイトを虐待している始末…!
どうして実の娘にああまで酷いことをできるんだ!?
フェイトは「大丈夫…」って言っているけどあたしは使い魔。
精神リンクでフェイトの痛みが伝わってくる。
できることならあたしがあのババァを懲らしめてやりたいけど…きっとフェイトは止めてくる。
悔しい…。
悔しいけど、フェイトの支えになってあげられるのはあたしだけだ!
いざという時には…!
あることを決意しながらもあたしはフェイトの寝ている場所に向かった。

(食事が残ってる、か…でも最近は少し残る程度ほど食べるようになってきた。やっぱりシホには感謝しなきゃいけないかもね)

「フェイト…前より食事食べるようになったんだね」
「うん…シホの事怒らせたくないから。それよりアルフ、ジュエルシードがそろそろ…」
「あいよ!」
「かあさんが、待っているから…いこう!」

フェイトが笑顔を浮かべた。
うん。やっぱり笑うようになった。
だから大丈夫…。
それにフェイトになにかあったら絶
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