次の日と武具店
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
俺とキリトは同時に右手を振ってウインドウを出し、眺める。そこには初心者ではあり得ないような桁の額があった
「(これもSAOのデータなんだろうな)」
そう考えて納得した。キリトの方を見ると顔を引きつらせていた
「やっぱり、ない?」
「い、いや、ある。結構ある」
「同じく」
「なら、早速武器屋行こっか」
「う、うん」
挙動不審なキリト。俺は知らず知らずのうちにため息をついた
「……おい、行くぞ、ユイ」
するとキリトのポケットからピクシーが顔を出して、大きなあくびをした
リーファの行き付けだという武具店に入る。まだ、時間が悪いのか人はNPC以外誰もいなかった
「防具は……どうするの?二人とも」
「黒で動きやすいのかな」
「俺もそれで」
NPCが俺らの注文の通りのものを出してきた。特に問題なかったのでそれを購入した
「次は武器ね。二人とも片手剣だっけ?」
「こいつは大剣でもいいと思う。それを片手で振り回す化け物だから」
「……大剣並みの重さだったけど、一応分類は片手剣だったからな」
俺のは簡単に決まった。とはいえ平均よりは重いらしいが。キリトはやはりというか身長に迫る大剣を選んだ。やっぱりなと苦笑いをリーファに向けると引きつった笑いを返してくれた
「そんな装備で大丈夫か?」
「大丈夫だ。問題ない」
これはお約束
キリトは代金を払うと背中に吊る。俺は腰に引っ掛け、準備完了
「ま、そういうことなら準備完了だね!これからしばらく、ヨロシク!」
「こちらこそ」
「よろしくな」
三人でハイタッチをかわす。ユイがギリギリ届かなくて膨れていたが
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ