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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第六十話 魂、久遠に
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そしてまた声がした。
『四神の超機人に。ガンエデンの加護を」
四つの光が沸き起こり二人を包み込む。それが五色の光になり全てを照らし終えたその時。新たな神がそこにいた。
「これは・・・・・・龍虎王」
「それだけじゃない」
二人はわかっていた。感じていた。
「私達に語りかけるこの念。これは」
一つ咆哮が聞こえた。
「貴方は雀王機!」
そしてもう一つ咆哮が。
「貴方は武王機!」
「まさか」
孫はここで呟いていた。
「あの時と同じように四神の超機人の魂が一つになった」
彼は言う。
「いや」
「いや!?」
「違う!」
バランに対して言う。
「この合体は四つの魂が重なり合ったもの」
「それは何なのだ?」
「合体ではなく合身、いや合神だ」
「合神!?」
「何故だ、イルイ=ガンエデン」
孫の普段のあの余裕が完全に消えていた。その顔でガンエデンに問うていた。
「何故四神の超機人に器を。彼等こそが貴方の選んだ真の守護者の剣だというのか!」
「むう、威風堂々天魔降伏」
バランはその新たな守護者の姿を見て言う。
「あの者の力、侮れん!」
「ブリット君と私の想い」
クスハは孫達に向かいながら言っていた。
「そして、正義と平和を愛する四神の想いが呼んだ真の超機人。
「その名も」
そしてブリットも。
「真・龍虎王!!」
「真・龍虎王だと!馬鹿な!」
また孫が叫んだ。
「ふざけた真似を!真の名を冠するのは四霊の超機人である僕の龍王機だけだ!」
彼は珍しく本気になっていた。
「クスハ=ミズハそして四神の合神超機人!」
彼等に対して言う、
「貴様達の存在を消す!」
「来なさい孫光龍!」
クスハもまた孫のその言葉を受ける。
「四神の超機人に託された想い、貴方にも見せてあげます!」
そしてその時に。ロンド=ベルの艦隊が戦場に到着した。
「来たか」
「くっ、ここで」
「奴等が」
バラン達はそのロンド=ベルの艦隊を見て言った。既に出撃がはじまっている。
「クスハ、ブリット!」
「リュウセイ君」
「そのマシンは何なんだ?」
彼はそれを問うた。するとクスハはこう答える。
「私達の新しい力」
「それがか」
「ええ。その名も真・龍虎王!」
彼に対してもその名を告げる。
「それがこのマシンの名よ!」
「ふむ」
ヴィレッタはそのマシンを見て心の中で呟いていた。
(遥かな時を経てあらたに誕生した力。この戦いの行方を左右するかもな」
「各機展開せよ!」
大文字が指示を出す。
「クスハ君達を援護しろ!」
「了解!」
「それに奴等だってな!」
「くっ、出ろ!」
キャリコが言うとそれと同時にバルマーの軍勢が姿を現わした。
「予定変更だ。ロンド=ベル自体を叩く」
「キャリコ、また会ったな
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