暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第六十話 魂、久遠に
[12/14]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
っ!」
孫は叫んだ。何と真・龍虎王の下に八卦が出たのだ。
そしてさらに。そこから光が起こる。
「召還!兜率八卦炉!」
「八卦だと!」
龍虎王は飛ぶ。そしてさらに。
胸が光った。クスハもまた。今暗闇の中で黄金色に輝く。力が彼女を包んでいた。
「真・龍虎王奥義!四神真火八卦坤!!」
真・龍王機の周りに八卦の柱が立つ。そして龍虎王が印を結ぶと。その中で炎が沸き起こった。
「なっ、この僕と真・龍王機が!!」
「観念なさい孫光龍!」
「フフフ」
「!?」
炎を受け真・龍王機は致命傷を受けた。しかしその中で何と孫は笑っていたのだ。
「ハーーーーーーーーーーーハッハッハッハッハッハ!面白いよ」
「な、何だよこいつ」
「おかしくなったの!?」
タスクとレオナは二人が笑ったのを見てこう思った。
「クスハにやられて」
「まさか」
「面白い、面白いよ!」
「何が面白いのですか」
「聞こえるかいイルイ=ガンエデン!」
イルイに対する言葉だった。
「僕も決めたよ。君が四神に力を貸すのなら」
「力を貸すのなら何だ!」
ブリットが彼に問う。
「何だというんだ!」
「それなら僕は君を見限ろう!」
「見限る!?」
「そう。しかし」
ここでまたあの凄みのある笑みを見せてきた、
「僕と一族を裏切った報いは受けてもらうからね」
「まだそんなことを言っているのか!」
「けれど認めてあげるよ」
ブリットの言葉をよそに言ってきた。
「何っ!?」
「今日のところは僕の負けだよ」
「何だ!?」
「変にいさぎいいじゃねえか」
洸と甲児がそれを聞いて言う。
「けれどこれで決着と思わないことだ」
「ふん、そう言うと思ったよ」
アイビスはもうそれを読んでいた。
「あんたみたいな人間の言いそうなことだね」
「君達が戦い続ければ人類は。いや」
「いや!?」
「銀河は終焉への道を進むことになるだろうね」
「負け惜しみはみっともないぜ!」
リュウセイが彼にくってかかった。
「この蛇野郎!」
「アポカリュプシス」
「えっ!?」
孫はリュウセイを相手にしなかった。そのかわりこう言ったのだった。
「えっ!?」
「君達のやり方ではその日を乗り越えることは出来ない」
今度はこう言ってきたのだった。
「それを忘れないことだね」
「一体何を!?」
「ではクスハ君、ブルックリン君」
今の言葉に呆然とする二人に最後に言ってきた。
「ご機嫌よう」
「シーユーアゲインとは言わないのね」
「悪いけれど僕の流儀じゃないのでね」
レミーに答える余裕もあった。
「それじゃあ」
「これで今回は終わりか」
「二度と会いたくない奴だがね」
真吾とキリーが言う中で孫は姿を消した。洸がここで呟く。
「一体何を考えているんでしょ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ