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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第五十九話 怒りの強念者
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                 第五十九話 怒りの強念者
「じゃああんたカメレオンは好きじゃないのか」
「ああ」
アスランがコウタに答えていた。
「何かな、あまりな」
「何か変わってるな、それってな」
「何故かシンやレイが羨ましい」
アスランはそのうえでこう言う。
「クライマックスだの答えは聞いていないだの言えるからな」
「そういえば最近あれですよね」
ショウコもここでふと気付いたことがあった。
「ユウキさんとか京四郎さんとか最近」
「ああ、汚れがどうとか言ってるよな」
「あれって何なんでしょうか」
「何となくだがわかる」
アスランにはそれがわかった。
「おじゃるって言葉を聞くとな」
「そうですか」
「しかし。そう考えるのは俺だけじゃない筈だ」
何故かアスランはまた力説する。
「特にリュウセイやサブロウタは。最近何か」
「そうですよね。ラッセさんなんか特に」
「頭が高い。鳥が好きになったしな」
「そういえばザフトから何か凄い大きな雀さん達が来ましたね」
「ああ、ミグキャリパーだな」
イザークがそれに答える。
「あれのことだな」
「はい、あれは何なんですか?」
「プラントで色々と生物の研究をしているうちにできた」
「雀を?」
「食用にと考えていたらしいがそれでも大型化してしかも知能まであがってな」
「何処をどうやったらそんな訳わからねえことになるんだ」
コウタはイザークの話を聞いていて思わず突っ込みを入れた。
「最初何なんだと思ったぞ、あれは」
「まあ気にするな」
「随分と強引に話を進めてるな」
隼人が今のイザークの言葉に突っ込みを入れる。
「流石にあれは無理だぞ」
「俺もあれには驚いた」
それはイザークも同じだったのだ。
「食べられないしな」
「そういえば雀って食えるのか?」
アスランはそれが気懸かりだった。
「鶏とかならともかく」
「何言ってるんだよ、食うだろうが」
しかしそれにディアッカが突っ込みを入れる。
「普通に焼き鳥にしてよ。小骨が多いが美味いぜ」
「そうなのか」
「そうだよ。ちゃんと勉強しとけよ」
「雀は食えたのか」
「というかディアッカよくそんなこと知ってますね」
「料理なら任せとけよ」
こうニコルにも言う。
「焼き鳥も得意だしな」
「その才能ちょっとミナキに分けて欲しいな」
トウマがさりげなく呟く。
「あれはちょっと」
「うちの部隊って料理の腕が極端だからね」
ユウナも話に入って来た。
「カガリなんてねえ。それこそ何やっても野戦食、キャンプファイアーの食事だし」
「それは褒めているのか?」
「お世辞にもプリンセスの食事じゃないね」
当人を前にして堂々と言ってのける。
「まあそれでも作れないよりはましかな、とか思って
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