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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第五十九話 怒りの強念者
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いるんだけれど」
「料理を作ってもらえるだけ有り難いと思え、女の子にな」
「そうだね。せめて普通の食事を」
「全く。好き勝手言ってくれる」
「御前はガサツ過ぎるんだよ」
シンがまた言わなくていいことをここで言う。
「そこへ行くとマユなんてな。まだ小さいのにそれこそ最高の手料理を俺に」
「御前は妹の料理だと何でも美味しいんじゃねえのか?」
バサラがそのシンに突っ込みを入れる。
「まあそうかもな」
「料理はハートだけれどな」
「ハートなのか」
「ああ、それがあるのとないのとで味が全然違うんだよ」
カガリにも述べる。
「少なくとも姫さんの料理はハートがあるぜ」
「それはそうだね」
ユウナもそれは認める。
「食べられるものではあるよ、確かにね」
「そこに至るまで様々な紆余曲折がありました」
「全く」
キサカとトダカの言葉が実に感慨深い。
「胃薬が手放せなくなった時もあれば」
「気が遠くなった時も」
「・・・・・・御前等、よくそこまで言えるな」
「こいつがそもそも料理みたいな繊細なものできねえしな」
またシンが言う。
「男に生まれても全然よかったのによ。多分神様が間違えたんだな」
「ふん、シスコンが」
「何ィ!?」
ここでいつもの様に喧嘩に入る。
「今何つった!」
「シスコンと言った!しかもロリコンだろうが!」
「それじゃあまるで俺が変態みたいだろうが!」
「そっくりそのまま変態だ!」
カガリも言い返す。
「このど変態が!警察に突き出すぞ!」
「面白い!やってみろ!」
お互いの胸倉を掴み合っていた。
「ザフトのトップガンを舐めるな!」
「オーブの国家元首を舐めるな!」
「まあこの二人は置いておいて」
ユウナはフォローすらしようとしない。
「バサラ君の言う通りだね。料理はハートだよ」
「そうですね、確かに」
「それは」
皆それに頷く。その通りだった。
「相手にどれだけ美味しく食べてもらうか、それだね」
「そういえばレオナは」
タスクはレオナのことに気付いた。
「自分の味と逆にしたらすっげえ美味いもんな」
「あれは味覚の問題だよ」
「そうね」
それにヒメとカナンが頷く。
「レオナは普通の人と味覚が少し違うんだ」
「ただそれだけよ」
「じゃあ。フレイは何なんだ?」
ミゲルはフレイについて言及した。
「あの味付けは」
「あれはただの経験不足じゃないかしら」
キーンはこう予想する。
「お嬢様だしね」
「そうか」
「それよりも問題は」
キーンの顔が曇る。
「マリューさんとかミサトさんとかクスハちゃんとかそのミナキさんね」
「えげつない顔触れになってるな、また」
ニーも少し引いていた。
「そもそもミサトさんは料理するのかい?」
「見たことないけれど
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