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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第五十八話 闘志、誰が為に
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「そういう御前だってな」
「そうかしら」
「かなりファンネル乱射してただろ。それで何でエネルギーの減りが少ないんだよ」
「ちゃんと狙ってるからよ」
笑ってギュネイに言う。
「だから余分なエネルギー使わないのよ」
「フン、どうせ俺は下手糞だよ」
「まあまあ」
「だが。ロストフか」
アムロがロストフの名を呟き微妙な顔になっていた。
「どうもあの辺りで戦うことが多いな」
「オデッサとかですよね」
「ああ、そうだ」
カミーユに対して答える。
「一年戦争の時もそうだったしこの前のティターンズとの戦いもな」
「嫌な思い出だぜ」
ヤザンが笑って言ってきた。
「こっちは十倍で負けたんだからな」
「そうだったな。ウクライナから北上されてな」
カクリコンもその時を思い出して述べる。
「あっという間だったな」
「あの時俺はメッサーラだったがな」
「今はジ=オね」
「いい加減乗る機体を固定したいところだ」
ジェリドはこうマウアーに述べている。
「馴れてすぐに次の機体の繰り返しだったからな」
「あんたはそういう役目なんだよ」
ライラが笑ってジェリドに告げる。
「諦めるんだね」
「へっ、もうジ=オから動くことはないさ」
「どうかね、それは」
「我々はこのままハンブラビだな」
「それしかないだろうな」
ラムサスとダンケルはこれを実感していた。
「もっとも他の機体に乗るつもりはないが」
「そうだな」
「そういえばロンド=ベルにはティターンズの系列のモビルスーツも多いですね」
サラはそれを指摘した。
「ああ、そうだな」
「確かにね」
「俺達がそうだな」
サラのその言葉にサンダース、カレン、ミゲルの三人が答える。
「性能がいいし使いやすいからな」
「それでやっぱり」
「使うんだよ」
「そうですか、やっぱり」
「同じ理由でガンダムもだ」
次に出て来たのはシローだった。
「やっぱり使い勝手がいい」
「性能も高いですしね」
「俺は今ので充分だ」
彼もまた満足しているのだった。
「このまま最後までいきたいな」
「わかりました」
「そういう理由であのザクツーに乗ろうとしたバーニィはねえ」
「何だよ、悪いのかよ」
すぐにクリスに抗議するバーニィだった。
「だからザクはいい機体なんだよ」
「いい機体っていっても一年戦争の機体じゃない」
クリスが言うのはそこだった。
「私のアレックスも殆ど別物みたいにチューンアップしてるのに」
「だからザクスリーに変えたんだろ」
「どちらにしろザクなのですな」
ノリスがこう突っ込みを入れた。
「ドライセンではなく」
「ザフトのザクにも魅力を感じるけれど」
この辺りは流石だった。
「それでも今はやっぱりザクスリーが」
「いい機体ですよね」
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