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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第五十話 銀河放浪
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と早速カララへの尋問を行うのであった。
「さて」
ベスとカララだけでなく主立った面々がそこに集まっていた。彼等も尋問に参加しているのだ。
「あらためて君に質問しよう」
カララに対して問う。
「まず名前を名乗りたまえ」
「カララ=アジバ」
カララはそれに応えてこう名乗った。
「それが私の名前です」
「そうか。それで」
無論それで終わりではなくさらに問う。
「君は何処から来たんだ?」
「我々バッフ=クランの母星」
それに応えてまた言ってきた。
「バッフ星」
「そうか。それでだ」
また問う。
「何故俺達を攻撃する?」
「それは」
「それは!?」
「貴方達を危険な異星人と考えたからでしょう」
「何だって!?」
コスモはカララの今の言葉を聞いて顔を顰めさせたうえで驚きの声をあげた。
「俺達が危険だって!?」
「何よ!」
カーシャはより感情的になって言い返す。
「先に仕掛けてきたくせによく言うわよ!」
「それはこういうことです」
カララは彼等に対して反論する。
「私が異星人だとわかった時から貴方達が私を危険な女だと思ったのと同じです」
「それは詭弁だわ」
しかしシェリルはカララの今の言葉にすぐに反論する。
「我々の母星は何度も外宇宙からの侵略を受けているのよ」
「私達もこの銀河に来てから何度も違う種族の攻撃に遭遇しています」
カララもこう述べる。
「それと同じことです」
「バルマーにしろ宇宙怪獣にしろ」
モエラは言った。
「敵は多いからな」
「それではだ」
ベスがまた問うた。
「御前達バッフークランは我々を攻撃する為にソロ星へ来たのか?」
「違います」
カララはそれも否定した。
「違うのなら」
「どうしてソロ星に」
「私達はイデを探していたのです」
「イデ!?」
皆イデと聞いて一斉に声をあげた。
「イデっとは何だ?」
「わからん」
「それでカララさん」
皆が声をあげる中でシェリルがカララに対して問うた。
「イデとは何です?」
「イデは無限の力を持つもの」
それがカララの返答であった。
「我々はイデを求めてロゴ=ダウを訪れたのです」
「ロゴ=ダウっていうと」
コスモはそのロゴ=ダウという言葉について考えた。
「ソロ星のあんた達の呼び方か」
「その通りです」
「そうか、やっぱりな」
「で、カララさん」
ベスは今度はカララの名を読んで彼に問うた。
「イデ・・・・・・無限エネルギーのことを我々に教えてもらいたいものだな」
「わかりました。それでは」
「教えて頂けるのですね」
「はい」
ベスに対して頷いてからまた述べた。
「それで宜しいでしょうか」
「御願いします。それでは」
「では」
一呼吸置いてからまた述べた。
「イデの伝説を教えま
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