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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第四十九話 ディスコード=ハーモニー
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オンからコスモが怒鳴る。
「今のままでどうやってそっちに行くんだ!」
「そこを何とかしろ!」
モニター越しにベスが怒鳴る。
「何の為の巨神だ!」
「そんなの俺が知るかよ!」
「くっ、ならいい!」
切れて話を中断した。
「そっちはそっちでやれ。勝手にしろ!」
「そうさせてもらう!」
喧嘩別れの形になった。それでも戦いは続ける。ギジェは懸命に近付こうとするがソロシップの方も必死だった。それで何とか弾幕を張り退けようとするが。
ここでイデオンが動いた。何とかそのミサイルを乱射して敵を減らしその囲みを突破したのだ。それでソロシップに向かい一気にギジェのマシンを叩いた。
「ぐっ、しまった!」
「ギジェ、動けるか!」
「ああ、まだだ!」
ギジェはまだ諦めてはいなかった。作戦の失敗は確実だと彼も読んでいた。しかしであった。
何とかソロシップに接近した。そして。何かを取り付けたのだった。彼等に気付かれないうちに。
「これでよし」
ギジェはそれだけで今回は満足することにしたのだった。
「新たな発信機を取り付けた。これで追跡が続行出来る」
「撤退するか」
「うむ」
少し気が済んだ声でダミドに答えた。
「ではこれでな」
「また。追うとしよう」
バッフ=クラン軍は姿を消した。何とか今回の戦いは終わったのだった。それはコスモ達からも確認された。
「行ったか」
「あいつ等また来るのかしら」
「さあな」
コスモはカーシャの今の言葉には首を捻る。だが言うのだった。
「けれどだとしたら俺達を襲う理由ってのを知りたいもんだ」
「そうね」
そんな話をしていると。またレーダーに反応がった。
「新たなデフォールド反応!」
「またバッフークランでしょうか」
「いえ、違います」
報告をしたサリーはそのままエキセドルに答える。
「こ、これは!?」
「えっ、嘘!?」
美穂が新たに出た敵の姿を見て思わず叫んだ。
「まさかここで!?」
「そんな・・・・・・」
そしてそれはサリーも同じだった。クールな彼女も。
「そんなことって!」
「あれは」
エキセドルも彼等を認めて言う。
「三十五年前にメガロード船団を襲った敵ですな」
「まさかこんな時に」
「どうして」
「遂にです」
美穂もサリーも冷静さを失っているがエキセドルは別だった。いつもの調子だ。
「我々は彼等と遭遇してしまいました」
「エキセドル艦長!」
ベスがエキセドルに通信を入れてきた。慌てた声で。
「ここは一時撤退を!」
「しかしです」
だがエキセドルはそのベスに対して言う。
「我々が退けばシティ7を敵の脅威にさらすことになりかねません」
「うう・・・・・・」
「バルキリー部隊を出します」
ここで切り札を出すことを決定した。
「それで彼等を
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