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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第四十八話 導かれる魂、銀河で
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と聞く」
彼にとっては喜ぶべきニュースである。
「我々は彼等の好意に甘えA−7に立ち寄ることとした」
また書く。
「この長い戦いにおける暫しの休息として」
こう書いてここは終わりとした。
「マクロス7船団艦長エキセドル=フォルモ。航海日誌」
書き終えたところで。紫の髪の女が入って来た。知的でクールな印象の女だ。顔立ちが非常に整っている。まるでモデルの様でありその丈の短いスカートの軍服がよく似合っている。マクロス7の艦橋オペレーターであるサリー=S=フォードである。マクロスの中では美人で有名だ。
「艦長」
そのサリーがエキセドルに声をかける。
「間もなく予定地点にフォールドアウトします」
「わかりました」
エキセドルはその言葉に頷いた。
「ではすぐに私も用意を」
「了解しました」
こうして彼等はフォールドアウトに入る。エキセドルはまた言った。
「これで数時間後には我々も待望の緑の大地を踏むことになります」
やはり感情はない。事実を述べているだけだ。
「惑星A−7、いや彼等が付けた名はソロ星ですか」
そのソロ星において、騒動はさらに続いていた。
「一体何がどうなっているんだ!?」
コスモは遺跡の中で叫んでいた。
「異星人が攻めて来て遺跡に埋まっていたメカが動き出した」
そのことを言う。
「何なんだよ、これって」
「しかも」
シェリルがここで言った。
「見て」
「!?」
「あのマークが消えていく」
その通りだった。ゲージが消えてしまったのだった。それを見たベスがまた言う。
「どういうことなんだシェリルさん」
そうシェリルに問うのだった。
「地面の底に埋まっていたメカがいきなり動き出して合体した」
「ええ」
「これをどう説明するんだ?」
「・・・・・・わからないわ」
しかしシェリルの返答はこうであった。
「調査中だって言ったでしょう」
「調査中、調査中か」
ベスはシェリルのその言葉に舌打ちした。
「全く」
「よせよベス」
しかしコスモはそんなベスに対して言うのだった。
「今はシェリルさんに当たっても仕方ないだろ」
「コスモ」
だがベスは納得しない顔でコスモに言葉を返すのだった。
「御前の親父さんは科学長官だったな」
「ああ」
コスモも彼のその言葉に応える。
「何か知っていることはないのか?」
「俺だって何も聞いちゃいないさ」
だがコスモはこう言葉を返すだけであった。
「親父は親父、俺は俺だろ?」
「それもそうか」
「そういうことさ。俺も何一つ聞いちゃいないさ」
「とにかくよ」
次に口を開いたのはカーシャであった。
「今はこのソロ星に現れた謎の敵」
「あいつ等か」
「ええ。異星人の相手をすることが先決じゃないの?」
「そうだな」
ベス葉少し忌々し
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