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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第四十八話 導かれる魂、銀河で
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もこいつも!!」
「むっ、コスモ」
モエラはレーダーを見てコスモに報告してきた。
「レーダーに反応だ」
「レーダーに!?」
「そうだ。これは」
「今度は何だ!?」
出て来たのは巨大な戦艦だった。それは。
「マクロスだ!」
「ええ、あれは!」
モエラとカーシャはそれを見てすぐに察した。
「間違いないわ。あれマクロスよ!」
「ってことは」
デクはそれを聞いて顔を晴れやかにさせた。
「例のマクロス7船団がソロ星に来たんじゃないの!」
「艦長!」
マクロスの中でも黒髪の小柄な少女めいた美女がエキセドルに声をかけていた。
「あの赤いロボットはこの星に配備された特機でしょうか?」
「さて」
だがエキセドルはそれを見ても首を傾げるだけであった。
「あんなものは。データにもありませんが」
「ゼントラーディ側にもメルトランディ側にもですか」
「そうです」
こう答えるのだった。
「美保美穂君」
「はい」
ここでその美女の名を呼んだ。
「彼等は少なくとも地球人を守っているようです」
「ということは私達にとっても味方ですね」
「はい。ですからここは援護します」
彼の下した決断はこれであった。
「宜しいですね」
「わかりました。それではすぐに」
こうして彼等の行動は決定した。すぐにイデオンの方に向かい参戦するのだった。
「おい見ろコスモ!」
「ああ!」
モエラの言葉に応えて顔を向ける。
「どうやら俺達を援護してくれるようだぜ!」
「いや!」
だが。コスモの激情は収まらない。
「ここは俺達が入植した星だ!」
彼は言うのだった。
「余所者なんかに頼らずに俺達で侵略者を叩き出すぞ!」
「幾ら何でもそれは」
「いえ、違うわモエラ」
カーシャがここでコスモに言おうとするモエラを逆に止めた。
「そういう意気じゃないと駄目よ!」
「そうか」
「そうよ。だから今は!」
モエラを引っ張って行く。そうして戦いが本格化していった。
ギジェのマシンと戦闘に入る。だがギジェは流石に手強い。イデオンの拳もミサイルも何なくかわしてきた。モエラはそれを見てコスモに対して叫ぶ。
「コスモ!」
「何だよ!」
「何をやってるんだ!しっかりやってくれ!」
「御前が言うな!」
しかしコスモは逆に彼にこう言い返す。
「パイロットとしての基礎訓練は受けてるんだろ!子供をあてにすんじゃないよ!」
「馬鹿野郎!」
だがモエラもモエラで怒鳴り返すのだった。
「俺はパイロットでも補欠だったんだ!」
「自慢になるかね!」
「むっ」
彼等のその連携の悪さはイデオンにも影響が出ていた。ギジェはそれを見て指示を出すのだった。
「どうやら巨神は上手く動けぬようだな。各機円形陣で一気に叩くぞ!」
「了解!」
「目を潰せ!
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