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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第四十八話 導かれる魂、銀河で
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「ルウ!」
ロッタが声をかける。その時だった。
イデオンのゲージが点いた。コスモもそれに気付いた。
「ゲージが点いた!?いけるぞ!!」
それを見て。すぐに他のマシンのメンバーに声をかけた。
「モエラ、カーシャ!」
まずは彼等にだ。
「行くぞ!!」
「わかった!」
「それじゃあ!」
二人もそれに続く。イデオンが動き三つのメカが合体する。そうして出来上がったのは赤い巨大なマシンであった。
「やったぞ!」
コスモはイデオンが合体したのを見て声をあげた。
「成功だ!」
「どうなってるのデク!?」
リンは今何が起こったのかわからず驚きの声をデクにかけた。
「合体したんだよ!」
「合体!?」
「そうだよ!イデオンになったんだ!!」
そう答える。カララもその中にいて驚きの顔をしていた。
(あの姿)
カララはその姿を見て言う。
(まさしく巨神)
「何ということだ!」
驚いていたのはコスモやカララ達だけではない。対峙するダミト達も同じであった。
「イデ捜索のロゴ=ダウで異星人の巨神と出会うとは!」
「まさか」
ギジェもまた同じだった。驚きの顔を見せている。
「イデの巨神では。いや」
だがギジェは。すぐに自分の言葉を打ち消した。そうして言うのだった。
「ち、違う!あんな機械的なものがイデの伝説の巨神であってたまるものか!」
必死に否定しようとする。しかし。
「うわああああん!」
「ロッタ!」
コスモがロッタに対してまた怒鳴る。
「ルウを泣かすな!」
「御免なさい!」
「こっちだってな!」
コスモはまたロッタに対して怒鳴った。感情が止まらない。
「操縦で神経使ってるんだ!」
「見てコスモ!」
またデクがコスモに対して声をかける。
「街の人達が発掘現場に避難してるよ!」
「大変だぞ!」
今度はモエラがコスモに対して叫ぶ。
「ニューロピアの街は奴等の別働隊にやられたらしいぞ!」
「何だって!?」
「コスモ!」
それを聞いたカーシャがコスモに怒りの声をかける。
「蹴散らしちゃいなさいよ!侵略者の異星人なんか!」
「わかってる!」
コスモも同じ激情を以ってそれに応える。
「行くぞ!!」
「ええ!」
「喰らえ!」
手近にいた一機を拳で粉砕する。その時にまたルウが。
「うあう・・・・・・」
また泣きだした。
「うあああ・・・・・・うう!」
「さっきから言ってるだろ!」
コスモがルウが泣くのを聞いてまた怒鳴る。
「ルウを黙らせろ!気が散ってうまくいかなかったら皆死ぬんだぞ!」
「無理言わないでよコスモ!」
しかしロッタがコスモに怒鳴り返すのだった。
「こんな時に怯えない方がどうかしてるわ!」
「何だよこれって!」
コスモはいい加減怒りを爆発させてきた。
「どいつ
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