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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第四十七話 楽園からの追放者
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のだった。己とは何なのかを。それを探し見つけ出す為に出たのであった。
ラミアが出てから暫くしてから。シャドイミラーは軍事作戦に入っていた。指揮官はアクセルであった。
「進み具合はどうだ」
「順調です」
部下の一人が彼に答える。
「このまま和歌山に上陸が可能です」
「ならばいい」
アクセルはそれを聞いてまずは満足気に頷いた。
「ではこのまま進む。いいな」
「はっ」
「隊長」
しかしここで別の部下から報告が入った。
「どうした?」
「基地で異変が起こったそうです」
「異変!?」
「はい」
その部下が報告する。
「人形が一人いなくなったそうです」
「人形がだと。そういえば」
ここでアクセルはあることに気付いた。
「今回の作戦だが」
「何か」
「W15と16が見当たらんな」
主要な作戦には必ず参加する彼等がだ。そのことに気付いたのだった。
「後詰めに回ったか?それか」
彼は異変はそれかと思った。しかしだ。
「こちらアクセルだ」
彼は後方の基地に通信を入れた。そのうえで問うた。
「応答しろ・・・・・・何っ」
「何かありましたか?」
「馬鹿な」
アクセルはまずはその話を信じなかった。
「そんな筈がない」
「何かあったのですか?」
「W17が出撃した」
「W17がですか」
「そうだ、そんな筈がない」
アクセルは何故かそれを必死に否定するのであった。
「あいつは廃棄処分となった筈だ。それがどうして」
「何故でしょうか」
「わからん。俺もはじめて聞いた」
アクセルですらそうであった。だがそれは当然であった。全てレモンの独断だからだ。
「隊長」
ここでまた別の部下から報告が届いた。
「どうした、今度は」
「アンジュルグが来ています」
「何っ!?では」
それに乗るのは一人しかいない。わかっている。
「どういうことだ。さらにわからんぞ」
「そのアンジュルグが今」
姿を現わしたのだった。ラミアの前に。
「W17か」
「そうだ」
ラミアはアクセルの問いに答えた。
「御前は解体処分だと聞いていたぞ。何をする気だ?」
「戦うつもりだ」
それをアクセルに告げてみせた。
「私の意思で」
「何っ!?」
それを聞いてアクセルはさらにいぶかしむ顔になった。その顔で問うた。
「貴様、一体」
これはヴィンデル達も見ていた。ヴィンデルはレモンに対して尋ねた。
「レモン」
「ええ」
「何故W17があれに乗っている?」
彼女に顔を向けて怪しむ顔を見せていた。だがレモンは答えずにこう言うのであった。
「流石私の最高傑作」
微笑んでさえいた。
「逃げられたみたいね」
「貴様・・・・・・!」
「あら、本気だったら」
しかしレモンは笑ったまままた言うのだった。
「もうちょっと
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