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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第四十七話 楽園からの追放者
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す」
「ではエルピス事件の後は?」
ライはそれを問うた。
「コロニーの治安維持とID4の弾圧が強化され結局コロニーが独立することはなかった」
まずはこう説明が為された。
「そしてDC戦争が勃発」
「DC戦争!?」
「ディバイン=クルセイダーズとの戦争だ」
そうタスクに答える。
「あちらの世界では連邦軍と彼等が戦ったのだ」
「そうだったのかよ。あのビアン博士と」
これもこの世界とは全く違うことであった。
「我々連邦軍は苦戦の末ビアン博士を打ち倒し勝利を収めた」
「それからは?」
今度はリョウトが問うた。
「その後ビアン博士が示唆した異星人の脅威を重く見た連邦軍は地球圏防衛の為に大幅な軍備増強を敢行。その結果多種多様な機動兵器が開発された」
「多種多様?」
「そう、Z&R社のヴァルキュリアシリーズ、FI社のアサルト=ドラグーン」
リョウトに応えて説明を続ける。「イスルギ重工のリオンシリーズ、マオ社のパーソナルトルーパー等だ」
「最初の二つは聞いたことがないメーカーだな」
イルムはそれを聞いて首を捻った。
「そこも違うんだな」
「そしてその中でも数多く生産され連邦軍の主力兵器となったのが」
ラミアの説明は続く。
「マオ社のゲシュペンストマークツーとイスルギ社のリオンだ」
「ゲシュペンストマークツーが数多く生産!?」
「何か凄いな」
それを聞いてリュウもスレッガーも顔を顰めさせる。そのうえdえまた尋ねた」
「それでどれぐらい作られたんだ?」
「およそ三千機」
「三千だと!?」
「こちらと桁が違いすぎるぞ!」
これを聞いて二人だけでなく皆驚きを隠せなかった。
「しかしだからか」
だがイルムはこれを聞いてあることを納得するのだった。
「シャドウミラーの兵器の数の謎が解けたぜ。全部御前達が向こう側から持ってきた機体だったんだな?」
「そうです」
やはりその通りだった。ラミアはイルムのその質問に答えたのだ。
「やっぱりな」
「それでだ」
今度はリンが問う。
「こちらのゲシュペンストと仕様が違うのは向こうで改良が重ねられたからか」
「はい。そしてそれは他の機体にも同じことが言えます」
「他の機体も」
「数も性能も違ったのはそれでか」
「そうです。その結果です」
ラミアの答えは的確だった。少なくとも彼等が今までシャドウミラーに対して抱いていた疑問が次々と解けていった。そして。クワトロは核心を問うた。
「では最大の疑問に答えてもらおう」
「・・・・・・・・・」
「シャドウミラーがこちらの世界へ来た理由だ。
彼は問う。
「そしてその方法は」
「理由・・・・・・」
ラミアはまずは言葉にワンクッション置いた。それからまた言う。
「私はよく知りませんがデータはあります」
「データ
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