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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第四十七話 楽園からの追放者
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「・・・・・・わかった」
遂にアクセルもその言葉に頷くのだった。そしてキョウスケに顔を向けて言った。
「ベーオウルフ」
まずはこの名を。
「この勝負、預けるぞ」
そう告げて戦場を離脱する。またしても瞬間移動であった。
「くっ、あれがシステムか」
「そうだ」
キョウスケにギリアムが答える。
「あれがある限り。用意には」
「わかった。では諦めるしかないか」
「そういうことだ。シャドウミラーの軍勢もいなくなった」
見れば彼等も撤退していた。いつものように。
「これもだ。以前からそうだったな」
「そうだな。だがタネはわかった」
どうして彼等が姿を消して去るのか。それがわかったのだった。
「ではな。今は」
「大阪に戻るか」
「そういうこと。それに」
ここでエクセレンが話に入ってきた。
「どうした?」
「帰ったらパーティーよ」
にこりと笑っての言葉であった。
「美人さんの帰還にね」
こう言うのだった。こうして何はともあれロンド=ベルはラミアと共に大阪に戻った。
ラー=カイラムで。ラミアはブライトの前にいた。そこに皆が集まっている。
「つまりだ」
ブライトがまず言った。
「ゼンガー少佐達が言ったことは正しかったということか」
「私を信じて下さって有り難うございます」
「うん、それではだ」
それからブライトがこう述べた。
「ここにいる皆に真実を話してもらおう」
「わかりました。それでは」
それに応えてまずはこう前置きしてきた。
「何からお話しましょうか」
「そうだな」
ブライトはそれを聞いて顎に手を当てて考える顔になった。それからまた述べた。
「シャドウミラーとは何者か、からでいこう」
「彼等は地球連邦軍特殊任務実行部隊」
「特務隊のことか!?」
カイはそれを聞いてかつての自分のいた部隊を思った。
「だが名称が違うぞ」
「それにだ」
今度は霧生が言った。
「シャドウミラーなんて特務隊は聞いたことがないんだけれどな」
「しかし」
ラミアは彼等のその疑問に答えた。
「向こう側の連邦軍には存在していたのです」
「というとですね」
イーグルはその言葉で気付いた。
「セフィーロのあったあの世界と同じようなものでしょうか」
「あっ、そうじゃな」
アスカもイーグルのその言葉に頷く。
「別世界というわけじゃな」
「そうやけど何か」
「どうしたの、タータ」
「微妙にちゃうみたいやで」
「そうなの」
「タータ王女の言う通りです」
ラミアはこう答えた。
「違う世界?」
「そう。今からそれについてご説明しましょう」
今度はレフィーナに答える。そこから説明をはじめた。
「新西暦一六〇年代から盛んになったスペースコロニーの独立自治権獲得運動、ID4」
まずはそこから話すのだ
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