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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第四十七話 楽園からの追放者
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ボの存在が必要だった」
「そこまで・・・・・・」
「けれど」
ここまで話したうえで話を動かしてきた。
「貴女には貴女の自我が生まれ」
そうラミアに語る。
「与えられた指令に従わず自分自身の意思で判断し、行動した」
「私が、ですか」
「ええ。つまり目覚めた方向が私のプランと全く正反対」
そこまで言った。
「素直には喜べないわね」
「それではレモン様」
ここまで聞いてようやくまたレモンに問うことができた。
「これから私はどうすればいいのですか?」
「これからなのね」
「はい。私が貴女やアクセル隊長なら捕らえた直後に処分するでしょう」
それはわかる。それがシャドウミラーの方針だからだ。ヴィンデルやレモン等限られた構成員以外は人形でしかないのである。
「それをしなかったということは」
「そう、決めてもらおうと思ったの」
「決める!?」
「そうよ。どう、戻ってこない?」
「レモン様がそうおっしゃるのならば」
それに応えてこう答えた。
「私は」
「駄目よ、それは」
しかしレモンはその答えは拒んだ。
「貴女が決めなさい」
「私がですか」
「ええ」
またラミアに述べた。
「Wシリーズとしての貴女自身の意思でね」
「私自身の意思で」
「そうよ。それでどうするの?」
じっとラミアを見据えて問うてきた。
「貴女の意思で。どうするのかしら」
「答えて宜しいのですね」
「ええ、いいわ」
答えることを保障してみせた。
「さあ、答えは」
「・・・・・・出ます」
それがラミアの答えであった。
「私はここを出ます。それで破棄されるのなら構いません」
「いいのね」
「彼等の真意を知りたいのです」
こうもレモンに答えた。
「だからこそ」
「わかったわ」
そこまで聞いて頷く。それと共に微笑んでもいた。
「後部格納庫にアンジュルグが置いてあるわ」
「アンジュルグが」
「そうよ。それに乗って行きなさい」
「えっ・・・・・・」
「安心していいわ」
またラミアに対して言ってきた。
「修理は完全、自爆装置は取り除いてあるわ」
「レモン様・・・・・・」
「味方が寝返る」
その言葉と顔が微笑んでいた。
「これも戦争の常よ。私達が望んだ世界にはつきもの」
「そうなのですか」
「ええ。ただ」
そのうえでまた言う。
「それが・・・・・・その世界を支えていくはずだったWシリーズの最高傑作だったのは皮肉だけどね」
「それが私の戦争なのですね」
「そうね。そして」
ここでレモンはまたラミアに問うた。
「ラミア」
「はい」
「行く前にもう一つだけ聞かせて」
「もう一つですか」
「ええ。ATXチームのエクセレン=ブロウニング」
今度はエクセレンの名前を出してきた。
「彼女はどんな子なの
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