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IS インフィニット・ストラトス〜転生者の想いは復讐とともに…………〜
number-15 starting battle
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来る。
それすらも避け、接近すると、今度はマシンガンで乱れ撃ちをされる。
多少のダメージを覚悟して瞬時加速をして、一直線に向かう。
少しは驚いたかもしれないが、流石は代表候補性。すぐに切り替え、距離を取る。
このままではじり貧、じわじわと削られて負けるのがオチだ。
――――これしか方法はないか……
ラウラに頼るのも癪だが、今はこれしか方法がない。
ラウラは軍属なだけあって、視野を広く持っている。
だから、麗矢が合図をしてもすぐに気付いた。普段は仲が悪すぎる二人だが、戦いとなるとそうではなくなる。はなれてはいるが、お互いの機体の特性を理解して補い合っている。
ラウラは麗矢からの合図を見て、近接戦していた一夏を誘導しながら肩に備えられた、レールカノンを放っていく。
近接武器しかない一夏は当然、砲撃をよけまた近づく。――――後ろのことも確認せずに。
「なあっ!!」
偶然一夏の後ろに並んでいたシャルルに一発砲弾が当たる。
すぐにその場から動き、残りの砲弾を避けようとするが麗矢がそうはさせなかった。
《スラッシャー》を使い、受け流すようにしてシャルルのほうへと砲弾の軌道を変える。
その芸当に驚きながらも避けるが、シャルルが避けた先には一夏がいる。
「ぐあっ!?」
いきなり後ろから衝撃が走った一夏は硬直し、麗矢が弾いた砲弾をすべて食らう。
しかし、まだエネルギーはあるようだ。
一夏が硬直している間にラウラが一気に畳み掛けるが、シャルルが一夏を飛ばし、ラウラのプラズマブレードをシールドで受ける。
麗矢は飛ばされた一夏を追って、飛ぶ。
地面すれすれを飛んでいるから、麗矢が通った後は土煙が上がっている。
一夏がようやく出てきた。見つけた麗矢は、《デスクトラクター》を空中に二本展開し、一本ずつ《スラッシャー》の柄の後ろの部分と連結させた。
これで麗矢は二本の連結刃を持っている。
そして、麗矢は一夏に向かっていく。
また、一夏も同じように麗矢に向かっていくが、一夏は防戦一方であった。
袈裟切り、逆袈裟切り、切り上げ、切り下げ、刺突、横なぎ……
軽やかに舞うように一夏に四本の刃が閃く。
その洗練された動きに隙など全くなかった。
見る者を魅了させる舞。荒々しく、それでいて優雅に。
もう一夏のエネルギーを削り切る事だろう。
「…………これでっ。」
この試合始めて口を開いた麗矢。
《スラッシャー》の部分の刃が二本、一夏に迫る。――――が。
「うああああああ――――!!!!」
アリーナにラウラの悲鳴が響き渡る。
一夏のエネルギーを削り切ることはできなかった。
麗矢は一
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