暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第四十五話 説得
[4/11]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ムを放つ。
「フン、フレスベルグが」
アクセルも彼の攻撃は知っていた。その名を言う。
「その攻撃でも俺は倒せん」
「じゃあ僕のはどうさ!」
ここでクロトがそのミョッルニルを振り回しアクセルに振り下ろす。
「これはかわせないよね!」
「俺もいるぜ!」
オルガは総攻撃をかけてきていた。
「あんた、悪いがここで死んでくれよ!」
「そうそう、裏切り者だしね!」
「・・・・・・死ね」
そう言い合いながら攻撃を仕掛けている。
「ここでなあっ!」
三人の攻撃はほぼ同時だった。イライジャも劾も満足する程の。しかしその攻撃に対してアクセルは。また姿を消してみせたのであった。
「何ィ、消えた!?」
「馬鹿な、今ここでなんて!」
「しかも俺達の攻撃を」
三人の攻撃もまたかわしていたのであった。そのうえで姿を消した。だがそれは一瞬のことで今度はクサナギの前に出て来ていた。
「ってこっちに来たのかい!?」
ユウナはアクセルの姿を見て泣きそうな声をあげた。
「どうしてここで」
「ユウナ様、どうしてもこうしてもありません」
そのユウナにトダカが言う。
「来たからには仕方がありません」
「対空砲火、急いで!」
ユウナも必死に指示を出す。
「さもないとやばいよ!」
「あの、それでもですね」
今度はキサカがユウナに言ってきた。
「もう少し落ち着かれては」
「そ、それはそうだけれど」
わかってはいても怯えから焦ってしまっていたのだ。
「どうにもね。今は」
「まあ仕方ありませんね」
アズラエルは平然と艦橋の一席に座って述べる。
「もう目の前に来ているんですし」
「貴方はまた随分落ち着かれていますね」
「有り得ないことには慣れていますので」
いちいち驚くことはないというのだった。
「撃沈されても退艦すればいいだけですしね」
「オーブはそうはいかないのですよ」
これはオーブの事情であった。なおユウナはそのオーブの首相である。
「このクサナギを修理するお金だけでも考えただけで泣きそうになるんですから」
「そうなのですか」
「財政難ですから」
ついこの前戦火に覆われたからそれは当然であった。
「ですから若し撃沈されたら」
「大変ですね、オーブも」
「だからです」
ユウナの焦りの理由はそこであった。
「クサナギは。何としても守らないと」
「といいましても」
ここでモニターを見ると。
「既にアンジュルグもこちらに」
「って、ええっ!?」
最早言葉になっていなかった。
「どういうことなんだ!?二人して!」
「ですからユウナ様ここは」
「落ち着かれて下さい」
「けれどまずいよ、これって」
流石に二機となってはユウナもやっと取り戻しかけていた冷静さを吹き飛ばさざるを得なかった。
「二機も一変に
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ