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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第四十四話 処刑
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は納得したことにまずは満足した。そうして話を続けさせる。
「じゃああの二人には説得でもするんだね」
「致し方ない場合以外にはな」
アムロが彼女に答えた。
「そうするつもりだ」
「わかったよ」
そしてライラはその考えに賛同した。
「じゃそれでいくといいさ」
「反対はしないのか」
「あたしだって空気は読むさ」
笑ってこう言葉を返した。
「だからだよ。それに」
「それに?」
「そういう甘いのも悪くないからね」
笑みが穏やかなものになっていた。
「乗らせてもらうさ。是非ね」
「悪いな」
「礼はいいさ。それはともかく」
「ああ」
話は続く。
「またすぐに来るだろうね」
「そうだろうな」
シャドウミラーの性質を考えればこれはすぐに察しがいった。
「なら機会はある」
「それなら」
「では決まりだな」
ブライトはここで話をまとめた。
「次の戦いに備える。いいな」
「了解っと」
カイがブライトのその言葉に応える。
「それじゃあ今は休むとしますか」
「何かそんなに軽くていいのかしら」
真面目なエマはどうも納得しかねていた。
「確かに悩んでも何にもならないけれど」
「だったら動くしかないさ」
アムロがエマに言う。
「余計にな。けれど動く必要のない時は」
「休むべきだということですね」
「その方がよく動けるものさ」
アムロの言葉は正論であった。
「わかったら。それじゃあ」
「わかりました。私も」
「エマ大尉」
フォウが彼女に声をかけてきた。
「何か飲みませんか」
「そうね。それじゃあビールでも」
彼女も飲む方である。
「一緒に飲まない?」
「そのつもりで声をかけたんですよ」
フォウは笑って言葉を返してきた。
「是非共」
「わかったわ。それじゃあ」
「ナタルもどうかしら」
「私はお酒は」
マリューの誘いにバツの悪い顔を見せる。
「駄目ですので」
「そうだったわね。じゃあジュースね」
「はい」
お菓子はいいナタルであった。
「ではグレープジュースを御願いします」
「葡萄なのね」
「最近それに凝っていまして」
やはりナタルは甘党であった。
「それで御願いします」
「わかったわ。それじゃあそれでね」
「はい」
「私はワインにするわ」
横からジェーンが言ってきた。
「少佐の葡萄を聞いてね。それにしたくなったわ」
「ほう、ワインか」
ミナはワインと聞いて顔を向けてきた。
「いいな。では私もそれでな」
「そう。それじゃあ一緒に」
「あら、ワインなの」
マリューはそれを聞いてあまり機嫌のいい顔にはならなかった。
「ビールじゃなくて」
「いいじゃない、飲めるのなら」
そのマリューにミサトが声をかける。
「何だったならユンに教えてもらった爆弾酒にし
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