暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第四十四話 処刑
[11/12]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話

「あたしハーブなんかしないし」
少なくともルナマリアには全く似合わない。
「何でそうなるんだか」
「いや、それでもだな」
ムウは何故か額に汗をかいて話をする。
「言っておかないとな。これは」
「そうなんですか」
「色々とまずいんだよ」
彼にとってはそうであるらしい。
「実際のところな」
「少佐も大変なんですね」
アスランはそれを聞いて言う。
「そういえばガムリンさんも同じことを」
「わかるぜ、その気持ち」
ムウだからこそわかることであった。
「多分あいつもそうだろうな」
「あいつ!?ああ」
皆すぐにそのあいつが誰かわかった。
「シュウ=シラカワ博士ですね」
「今何処で何をしてるかわからねえけれどな」
彼のことを掴める人間は実際のところ僅かだ。
「まあそんなところだな。何はともあれ」
「羽目を外すんですね」
「戦いが終わったからな」
ムウはザフトの面々に答える。
「いっちょ飲むか」
「飲むのはいいのですが」
ここでナタルが咳払いの後で答える。
「少佐、今度は酔われても」
「んっ、何だ?」
「裸踊りは止めて下さい」
「ちゃんとトランクスは穿いてるぞ」
「いえ、そういう問題ではなく」
彼は酔うといつも裸踊りをするのだ。トランクス一枚になって。ナタルは顔を赤らめさせてそこを指摘する。
「あまり。周りにいい影響を与えませんので」
「そうなのか」
「はい。ですから」
「わかった。じゃあ上半身だけにしておくか」
全くわかっていない。
「アズラエル議長にもそう伝えておくよ」
「全くあの方も」
アズラエルもアズラエルで酒が回ると紫のトランクス一枚になってサーフィンの真似をしだすのだ。なお紫のトランクスは彼の趣味である。
「ブリーフじゃないだけましだろ?」
「当然です」
ナタルもブリーフは嫌いらしい。
「十三番目の殺し屋とか夢みたい・・・・・・な漫画を思い出します」
「ナタルさん、それは言ったら駄目ですよ」
「皆トラウマになっていますから」
ルナマリアとメイリンがナタルに言う。
「実は私達もあれは」
「ああ、思い出したくない」
「済まない。とにかく」
ナタルはあらためてムウに言う。
「それだけは止めて下さいね」
「ちぇっ、飲んだ時の楽しみが」
「ですから普通にして下さい」
ナタルの小言は続く。
「全く。士官なのに」
「そういえばナタルさんってよ」
「そうですね」
ディアッカとニコルがアスラン、イザークを入れてヒソヒソと話をする。
「プロポーションいいんだけれどな」
「水着も下着も弱いな」
「なっ、何故それを知っている」
今のアスランとイザークの言葉に驚いて顔を向けてきた。
「水着はわかるとして」
それはいつもプールや海で見せている。黒のワンピース
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ