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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第四十二話 二人の武神
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女と斬り合ったような気がするしな」
「私も。結構」
ラーダもラーダでそんな感触はある。
「妙にタカヤ=ノリコって女の子が気になるのよ」
「今太陽系の外にいるぜ」
今彼女はそこで守りについているのだ。
「ガンバスターと一緒にな」
「そうなの」
「そういやあんたってアマノさんとも声似てるな」
またラーダにそうした相手が出て来た。
「マリーメイアにニナさんにクロにって。あんたも結構な」
「そうね。多いのは確かね」
「中にはイザークみたいなのもいるけれどな」
「ぬゎにい!?」
そのイザークはプールの中で水色のビキニのシホと一緒になって叫んでいた。
「シホ!そこにいるのはドモンだ!」
「えっ」
シホが間違えて呼んだのはドモンであった。声で間違えたのだ。
「すいません、つい」
「気をつけろ!」
イザークはこう叫んでいた。今度は。
「幾ら声が似ているといってもな!流石に俺もあそこまではできん!」
「できたらすげえって」
マサキが遠くから突っ込みを入れる。
「あんな人がそうそういてたまるかってんだ」
「気をつけろ、いいな」
「すいません、それじゃあ」
「わかったらいい。しかし」
そのうえでドモンを見る。
「あの人は一体今度は何を」
「暮らしの中に修行あり!」
ドモンはこう叫んでいた。叫びながらしていることは。
「だから俺は!こうして波の上を進む!」
「っておい!」
ディアッカが彼に突っ込みを入れる。
「それでどうやって水の上を歩けるんだ!」
「そうですよ」
ニコルも言う。
「幾ら何でも。何をどうやったらそんなことが」
「簡単なことだ」
ドモンにとっては、である。
「まず片方の足を出す!」
「はい」
「そしてその片方の足が沈まないうちに!」
ここからが問題であった。
「もう片方の足を出す!それを繰り返すのだ!」
「できるわけねえだろ!」
ディアッカがまた突っ込みを入れる。
「何だよそれ、何処のアマゾンのトカゲだよ」
「トカゲなんですか」
「ああ、バジリスクっていってな」
ディアッカはニコルに対して説明する。
「そうして水の上を進むトカゲがいるんだよ」
「世の中色々いるんですね」
「人間ができるとは思わなかったがな」
これはあくまで彼の常識の中での話である。
「しかもプールの上でそれをやるなんてな」
「非常識ですよね」
「非常識の中に修行あり!」
だからといって修行を止めるドモンではない。
「このまま俺は!」
「どうするんだ!」
イザークが問う。声が似ているのでわかりにくい。
「七人の偉大な拳法家を探し!臨獣を!」
「何か話がわからなくなってきたな」
「そうですよね」
ディアッカとニコルはまた言うのだった。
「倒し!そして!」
「そして!?」

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