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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第四十二話 二人の武神
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動の中にあったが平和な面々もいた。ラトゥーニとシャインはお揃いの青と赤のワンピースを着てプールサイドでボール遊びをしていた。ジノがその相手を務めている。
「ううむ」
ジノは二人の少女を見ながら至福の笑みを浮かべている。
「可憐だ。プレシア嬢と共に」
「ねえ」
そんな彼を見て白と黒のチェックのワンピースのラーダが皆に言う。
「ひょっとしてジノさんって」
「あれ、知らなかったの?」
答えたのはアポリーであった。
「あの人はあれだよ」
「そうだぞ」
ロベルトも答える。
「有名なんだけれど」
「知らなかったのか」
「私はすぐにわかったわよ」
青いワンピースを着ているのはシモーヌであった。
「ああ、この人はって」
「簡単にわかったの」
「見ていたらわかるじゃない」
鋭いシモーヌならばこれも当然のことであった。
「いつも小さな女の子ばかり見ているし」
「それもそうね」
「でしょう?そういうことよ」
「そういえばラーダの声も」
ここでマサキが突っ込みを入れてきた。
「あれだよな。少し聞けば小さい女の子の声にも聞こえるよな」
「そうかしら」
「あたしの声に似てるニャ」
「その通りだな」
ここでクロとシロが言ってきた。
「それもそっくりだニャ」
「おいらもそれは思うんだぜ」
「そう言われてみればそうかしら」
ラーダもそれは自覚する。
「声が似ているのは」
「別に悪いことではないニャ」
「おいらだってカトルとそっくりだしな」
「俺もな。かなりだしな」
マサキも心当たりのある話だった。
「けれどラーダはそういう人が多いみたいだな」
「否定はしないわ」
実はそうなのであった。
「私の声はかなり独特だと思うけれど」
「独特だから余計にだニャ」
「多分そうだぜ」
「そうかも。そういえばアスラン君もそうね」
「ああ、あいつの声な」
皆彼女が何を言うのかわかっていた。
「あのインスペクターのメキボスって奴と声が似てるよな」
「それもかなりね」
「あと蝿にもですよね」
デメクサがおかしなことを言ってきた。
「アスラン君それを言うと困った顔になりますけれど」
「そういやあいつカメレオンが嫌いだしな」
何故かわからないアスランの嫌いなものであった。
「何なんだろうな、あれは」
「そういえば最近」
話はまだ続く。
「デュオやレイがやたらクライマックスと言うのが定着したし」
「おかしなことだな」
アポリーろロベルトはそれを不思議がっていた。
「何なのだ、一体」
「しかも必殺沢にこだわる」
これもまた謎であった。
「何か別のキャラが取り憑いたのか」
「どうなったんだ」
「まあ色々あんだろうな」
マサキはこう言うだけであった。
「俺だってあのバルトフェルド艦長やタータ王
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