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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第四十二話 二人の武神
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笑いながら答える。
「やってみると楽しいよな」
「そういえばさ」
アムはここであることに気付いた。
「あんたとヂボデーさんとヤザンさん同じエプロンよね」
「ああ」
「緑で烏のアップリケのあるエプロンよね」
「あれが好きなんだよ」
笑いながら述べる。
「あのエプロンがな」
「お揃いなのね」
「そうなるよな」
自分でもそれを否定しない。
「何か弁慶になった気分だぜ」
「?どういうことなんだ」
レッシィには今の言葉の意味はわからなかった。
「烏と弁慶が何なのか」
「何なのかって言われるとな」
「要はデネブよ」
アムが言った。にこりと笑って右目でウィンクして。
「そういうことよね」
「クライマックスってやつだな」
「ううむ、私も縁があるかもな」
「あたしもかい?」
「あたしもかしら」
レッシィもアムも何か心当たりを感じた。
「アスランみたいに」
「あんな感じで」
「待て。それを言えば私も」
ギャブレーもふと考えるのだった。
「五人組やそういう者達と何か縁がありそうだぞ」
「化け物になっているのなら御免だけれどね」
「まあそれはな」
アムとレッシィについては考えたくはないことであるようだった。
「あって欲しくないっていうか」
「せめていい方で」
「まあそれは言っても仕方ないしな」
キャオは今回は余裕があった。
「今はとりあえず日本に行こうぜ」
「ああ、そこにいたんだ」
ここでダバが四人に声をかけてきた。彼も格納庫にいたのだ。
「今のうちに休んでおけって言われてるよ」
「今のうちになのね」
「ああ。日本に入ったらすぐに戦いになるかも知れないらしい」
こう四人に告げた。
「だから今のうちに」
「パイロットは休んでおいてくれって言われてるのよ」
リリスも言ってきた。
「今のうちに、ねえ」
「何かそれ聞いただけでこれから大変だってわかるわね」
レッシィとアムはダバの言葉を心の中で反芻して述べるのであった。
「食事も採っておこう」
「飯は作っておいたぜ」
キャオがダバ達に言うのだった。
「すぐに食べられるようにサンドイッチをな」
「あっ、いいわね」
「じゃあすぐに頂くか」
「うむ。それではな」
アム、レッシィ、ギャブレーがそれを受けて頷く。
「それでダバ」
アムはそれからまたダバに問うのだった。
「何だい?」
「あたし達最初は日本の何処に入るの?」
「松江らしい」
ダバはこうアムに答えた。
「ユーラシア大陸を通って日本海側から入るそうだから」
「そうなの」
「松江!?」
ギャブレーはそれを聞いても何のことかわからないようだった。顔を顰めさせている。
「何処にあるんだ、そこは」
「それもすぐにわかる」
レッシィが彼に述べる。
「わかったら
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