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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第四十話 ズフィルード
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っていたがやがてズフィルードが押されていく。そうして次第に退いていく。
「うう・・・・・・」
「よし、押しているな」
「はい」
テツヤは目の前のバルマーのマシンを見ながらダイテツに応える。確かにその紫の巨体はジリジリと押されだしていた。それは彼にもわかる。
「このまま。いきますか」
「そうだ。このまま押す。そして」
「そして?」
「来たぞ。最後の切り札が」
「切り札!?それは」
その時だった。一機のマシンがクロガネのところに来た。
見ればそれはSRXであった。合体してきたのだ。
「ここで合体だと!?」
「いや、理に適っている」
大河が火麻に応えた。
「今ここで出すものだ」
「それはわかってるぜ」
だがそれは強硬派の火麻にとっては常識であった。それには驚かない。
「しかしよ」
「どうした?」
「問題は使い方だぜ。どう使うつもりなんだ、あれを」
「決まってるぜ!」
そのリュウセイからの返事であった。
「火麻参謀!」
「おうよ!」
二人の息は合っている。どうやら相性がいいらしい。
「派手にいっていいよな!」
「派手にいかなくてどうするんだ!」
こうリュウセイに言い返す。
「そうだろ!相手は敵の切り札だぞ!」
「だよな!じゃあやるぜ!」
「おう!それで何を出すんだ?」
彼の関心はそこであった。
「あれか?あの」
「ああ!あれを使っていいよな!」
リュウセイはまた言い返す。
「それで一気に決めたいんだよ!」
「おう!やれ!」
火麻の返事は決まっていた。
「思う存分にな!」
「よし来た!マイ!」
今度はマイに声をかけてきた。
「あれで行くぜ!」
「そう、わかったわ」
アヤは静かにリュウセイに応えた。
「それなら。すぐに」
「よし!ライ!」
今度はライに声をかける。
「今更反対はなしだぜ!」
「今の状況でする筈もない」
ライはいつも通りクールに応える。
「それで行こう」
「レビ!」
最後にレビに声をかける。
「いいな!」
「わかった!なら!」
RーGUNがすぐに変形した。
「これで!」
「よし!喰らえ!」
SRXはすぐに攻撃態勢に入る。R−GUNを手に取るのだ。
「必殺!天上天下!」
叫びながら照準をズフィルードに合わせる。
「一撃必殺砲だーーーーーーーーーっ!」
一気にトリガーを抜きズフィルードを撃ち貫いた。これが決め手となった。
さしものズフィルードも動きを止める。エペソはその中で言う。
「見事だ、ロンド=ベル」
まずは彼等を褒め称えるものであった。
「その力、とくと見せてもらった」
「何だと」
ライは今の言葉で気付いた。
「じゃあ、御前はやはり」
「余を倒した汝等のデータは本国へ送られる」
「くっ!」
「いつもの通りか!」
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