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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第四十話 ズフィルード
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えてきた。
「それがこの火星侵攻の主力だった」
「じゃあ」
「間違いないっていうのか」
「その通りだ。マーグ閣下の辺境方面軍は今五つの艦隊」
それも言う。
「ハザル閣下の外銀河方面軍は七個艦隊だ」
「ということは」
「やはり十二個の艦隊が」
「バルマー軍は五つの方面軍からなっている」
エペソはそれも彼等に教える。
「本国と銀河西方、銀河東方。そして」
「貴方達二つというわけね」
ミサトはそこまで聞いて言った。
「ということは三十五個艦隊か」
「何だよ、その数」
「途方もないってのはこのことだね」
ケーン、タップ、ライトも言葉がない。
「しかもあれだろ?」
「ああ、戦力を回復するから」
「そう簡単に艦隊の数も減らないってことか」
考えれば考える程絶望的になる話であった
「バルマーの本気とはそういう意味か!」
「何という巨大さ!」
大文字も大河も言葉を失う。
「恐ろしい話だ」
「何処までも。巨大というわけか」
「皆!」
ミサトがまた指示を出す。
「とにかくよ!」
「ズフィルードを!?」
「そう!」
普段の冷静さはなくかなり必死な顔であった。
「一刻も早くズフィルードを破壊して!長引けば何が起こるかわからないわよ!」
「神鳴る門と選ばれし剣達が手に入れば」
エペソはロンド=ベルを前にしてまた言う。
「我が帝国の勢力図は大きく変わる」
「帝国はまだ」
「勢力を広げるつもりか」
「無論」
またロンド=ベルの面々に答える。
「余はその為の礎となろうぞ・・・・・・!」
「敵とはいえ」
ジョルジュはその言葉を聞いて言った。
「見事な心がけ。ですが」
「おいら達だってなあ!」
サイシーが叫ぶ。
「負けるわけにはいかないんだよ!」
「もうゴングは鳴ったよな!」
ヂボデーはファイティングポーズを取っていた。
「じゃあ行くぜ皆!」
「この戦い、俺達も負けられない」
アルゴが静かに語る。
「だからこそ。進む!」
「この手で掴み取るのは!」
ドモンの拳が輝く。
「勝利!そして!」
「平和よ!」
レインが続く。
「行くわ!だから!」
「総員総攻撃!!」
大河の声が轟く。
「今こそ!人類の未来を守る時だ!」
「ああ、だからこそ!」
またドモンが応える。
「シャッフル同盟はある!今こそ人類の為にだ!」
「その力だ」
エペソも逃げはしない。
「その力。見せてもらうぞ」
「かかれ!」
全員が攻撃を繰り出す直前に大文字が叫んでいた。
「諸君の健闘を祈る!」
「了解!」
「今こそここに!」
また声が木霊する。
「勝利を手に!」
「人類の為にだ!」
総攻撃に入った。それがズフィルードを撃つ。しかしズフィルードはその総攻撃を受けても持ち堪えていた。

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